新谷研究室

新谷研究室の教育・研究・社会活動及びそれにかかわる新谷個人の問題を考える。

定例研

2005年11月30日 10時50分50秒 | 教育・研究
marronさんからコメントに書き込みがありましたように、次回の定例研究会はM本さんの学位論文の発表会です。marronさんの言うように組織的にコメンテイターを組織して議論しましょう。dogloverさん、頼みます。

大正自由教育の研究

黎明書房

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改革疲れ

2005年11月30日 07時47分13秒 | 管理・運営
 学会が終わって戻ったら月曜日。午前中のゼミのあと休みなく(12時からだよ)教務委員会。ここで教職課程の問題点を提起する。E助手が立派な報告書を私的に出してくれたのでこれをもとに提案をまとめることになった。次いで大学院改革の打ち合わせ(13時からだよ。)なのでメシを喰う時間がない。そしたらmarronさんがお弁当を買ってきて差し入れてくれた。こういう気遣いって涙が出る。僕は会議中ずっと泣いていた。で夜間のゼミ。
 29日は東京で教職大学院をめぐるシンポジウム。生臭い集まりであった。帰りの地下鉄の駅で某大学のY内センセに声をかけられる。彼も来ていたのだ。僕とY部門長が来ていたのでQ大も何か考えているのかな?という感じでの値踏みだった。こういうときの答えは「いいえ、勉強に来ました」。
 で、Y谷氏と打ち合わせて、Y谷氏は情報収集へ。実は彼はお身内に不幸があり、本日(30日)の会議を済ませたあと、学生の指導をしてから通夜に向かうとのこと。彼は忙しいのだ。
 今日は研究戦略の作戦を立てる将来構想委員会を11時から。その後県庁でお仕事。夜は宗像のNPOの会合。振り回されるこのところです。気がつけば明日は師走ではないですか。

大学とはなにか―九州大学に学ぶ人々へ

海鳥社

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九州教育学会

2005年11月28日 00時34分57秒 | 教育・研究
 学会はご苦労様でした。殊に事務局長のmarron様とそのスタッフの皆様、たいへんでしたね。それと発表したlogloverさん、Sくん。どっちもそこそこよかったよ。logloverさんはM本さんへの質問がよかった。そういえばM本さんは今回学位が通ったのです。博士です。で、12月の定例研ではM本さんの学位論文の披露があります。たっぷりM本ワールドを楽しみましょうか。


大学とはなにか―九州大学に学ぶ人々へ

海鳥社

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ゆっくりと

2005年11月23日 11時06分18秒 | 教育・研究
 本日は新嘗祭。ゆっくりと休日を一人で楽しむ。12月の定例研究会は18日にしました。発表者を募ります。修論、卒論、研究生論文などを書く予定の人は発表してください。構想でいいです。来年度に書く人は3月か4月には具体的なところまで詰めなくてはなりません。春休みは史料収集には重要な時期ですので、できれば構想は早めに叩いておいた方がいいと思います。

解説日本語教育史年表

国書刊行会

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研究会

2005年11月21日 20時32分28秒 | 教育・研究
 今月の定例研究会はご苦労様でした。
 Seくん、研究対象そのものの研究課題をきちんと見つけることでしょう。研究というのは研究のためにするのではなく、何かを見つけ出すためにやるものでその成果が学会発表であり、論文なのです。学会発表とか研究論文という形式を作るのではなく、解きたい謎があり、それを解いていくのが研究なのです。ですから、「らしく」することより、何をほんとうに知りたいのかからはじめなくてはなりません。形式はそれについてきます。
 dogloverさんにも同様のことが言えます。殊に新教育というのは教育方法系の研究者たちが「すばらしい実践がかつてあり、それが権力によってつぶされた」というふうにもちあげたもので、それだけに非常によく調べ尽くされていると思います。ですから、たいていのもの(文献、史料)はみんなに共有化されているので新しい問題の発見というのはむずかしいのかもしれません。あのままだと単なる学習になってしまいますので、課題を立ててください。
 Sさん、予想以上に整ってきましたね。小学校における兵式体操というものについて基本的に初めての実態の紹介だという自負をもって書いてください。いい結果を期待しています。


論文の書き方

岩波書店

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九大祭

2005年11月20日 08時42分50秒 | 管理・運営
 昨日は学生委員として九大祭のパトロールに行った。17:00からだったが、九州自動車道の福岡インターで渋滞。都市高速が渋滞しているというので、こりゃやべぇ、と思案して次の太宰府インターまで飛ばしてそっちから都市高速に入ろうとした。太宰府インターに着くと都市高速は呉服町まで7㎞の渋滞というではないか。まっその手前で降りて行くか、とチャレンジしたが途中で渋滞に入ってしまう。結局30分ばかり遅刻してしまった。
 基本的には定刻には行事を終わらせ、学生を帰宅させて施錠をするという管理上の仕事だが、終日パトロールをしているのは政治的党派の連中がトラブルを起こさないようにということでもある。ていうか、そのことに神経を使うのだ。昔のことを思えば、学生運動潰しのようなものだけれど、現在の党派のありようを見れば仕方のないことでもある。
 とは言え、施錠のあとの集合場所で、酔って喧嘩している学生と遭遇。しらふでそのやりとりを見れば、一見して深刻になってしまった人間関係図が読み取れる。一人の男子学生がなにやら怒っていて、彼と和解しようという学生ともみ合っている。男子学生がかれを振り切ると、女子学生がこの男子学生にすがるようにして何か言おうとしている。それを別の男子学生がとめる。酔った学生は看板などを叩き、手を痛めている。なんてことをしていた。
 ああ何度こういう場面に出会い、また自身がこういう場面にかかわってきたか。人間というのはいくたびも同じことを繰り返すのだな。そしてそれぞれに深刻な一瞬が同じ形式を取りつつここにはあるのだ、と感じてしまった。いくつものドラマが同じパターンで作れそうだ。
 しらふで傍観者となること。たまにはいいのかもしれないが、そのように傍観者面をしている自分もまた他者から見られている同じ形式の行動様式の中で葛藤している一人なのだろう。
 にしても青春はいいね。酒に荒れるのもいいんだろうね。



大学とはなにか―九州大学に学ぶ人々へ

海鳥社

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追いコンⅡ

2005年11月19日 10時05分45秒 | 教育・研究
 昨夜は体操部の追いコンでした。追いコンと言っても六本松を追い出し、箱崎に行く2年生を送る会です。幹部役員も交替です。主将も首相も読みは同じ。チームのトップであることの資質はこういうところで鍛えられるのかもしれません。
【余話】かつては主務をしてから主将になりました。つまり2年で主務をして3年で主将になるという形です。T大センパイのときに同学年で主務と主将を分担するようになりました。首相と幹事長の職務が別であるように、委員長と書記長の役割が別であるように、任務は別だからでしょう。その後20年近くになるけど、うまくいってるからいいのでしょうね。

てつぼう とびばこができる―ドラえもんの体育おもしろ攻略

小学館

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追いコン

2005年11月18日 11時58分03秒 | 教育・研究
 朝は寝坊をしてしまった。というより、昨夜は夜更かしをしてしまったからだ。晩飯をチゲ風鍋にした。昆布の上にジャガイモを厚めにスライスしたのを載せて水と酒を張り、豆腐チゲのネタ(ミツカンのが旨かったが、最近店から姿を消し、cook-doしかない。これでもいける。)を入れて煮立てる。これが2パック使おうとしていたが、ストックが1パックしかなかったので、水と酒を足して基礎研のとき買ったアルゼンチンの岩塩とニンニクを入れて味を調えた。そして賞味期限切れ3日後のチャンポン玉1個と同じく賞味期限切れ3日後の豆腐1丁、きのこたくさんを入れてじっくり煮る。けっこう評判はよかったが腹が一杯になってしまった。かつてより小食になってしまった。
 で、「サンドゥ学校行こう!」を見ていたのだが、ビールが効いてうたた寝をしてしまい、また見直すというのをやって、目覚ましにビールを飲んだりしたら目が覚めてしまって、『カサブランカ』を英語字幕で見て遊んだ。あたりまえだが、早さについて行けない。そんなわけでかなり遅くまで起きてしまった。カミさんは本日(18日)は議会なのでその準備にまだまだ起きていた。
 議会ではM市でやっている「学校の日」について質問するようだ。市が毎月10日を「学校の日」としたのは面白い試みであったと思う。なにしろ、子どもたちがどういう教育を受けているのかを見るのは市民の権利だもの。しかし、今度は道徳の授業を見てもらいたいとその日に道徳を集めるようだ。それでは単なるパフォーマンスで「学校の日」の趣旨からはずれる。どうして教育関係者が管理者になるとそういうパフォーマンスをしたがるのかねぇ。これじぁ官製研修が増えたようなものだ。
 そういうことはさておき、本日は体操部の追い出しコンパだ。あと本日は新しい開講科目名を考えること。ううむ。それと溜まっている仕事のおかたづけ。これがたいへん。
サンドゥ、学校へ行こう! DVD-BOX 2

ハピネット・ピクチャーズ

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韓国と日本

2005年11月17日 18時19分39秒 | 教育・研究
 で、「サンドゥ、学校へ行こう!」(たぶん「サンドゥヤ、ハッキョ、カジャ!」であろう。)を見てたらサンドゥの恋のライバルとなる青年医師がサンドゥの子どもに「蝶々」を替え歌で教えている場面が出た。「蝶々」を「ツバメ」に置き換えているのだ。なぜならばサンドゥの仕事は「ツバメ」(中年の女性に言い寄って金をむしり取る若い男=ツバメ)だからだ。ツバメをツバメというのも同じだし、「蝶々」の歌が子どもでも知っている歌であったのは興味深かった。
 そう言えば『冬のソナタ』で高校時代のヨン様は詰め襟の学生服を着ていた。学生服の原型は軍服であり(帝国陸軍の、だ)、「蝶々」は天皇制を賛美する歌だったのだが、それが韓国でまだ現役だというのが面白いところだ。何しろいずれも占領下に日本の同化主義的教育として唱歌は持ち込まれたからだ。独立後、どうしてそのような日本占領時代のどちらかというと不愉快であろう遺産が残ってしまったのだろうか。Kさん、そういうのやるのも面白いのではないかい。

サンドゥ、学校へ行こう! DVD-BOX 1

ハピネット・ピクチャーズ

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CD

2005年11月17日 00時37分10秒 | 私生活
 今夜は少し徒労的疲れめ。帰りがけにいつもの黒木書店に立ち寄り、CDを物色。ヨーロピアン・ジャズ・トリオの「夜のタンゴ」というのを買ってしまった。
充実感のない日が続く。帰ってDVDで「サンドゥ、学校行こう!」を見る。

夜のタンゴ
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ
エムアンドアイカンパニー

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