新谷研究室

新谷研究室の教育・研究・社会活動及びそれにかかわる新谷個人の問題を考える。

今日は会議日

2012年05月09日 13時01分17秒 | 管理・運営
歌集 林檎の感触
クリエーター情報なし
櫂歌書房


 本日はいわゆる会議日である。朝から専攻会議、系会議、学部教授会、学府教務委員会と続いて夜の親交会まで続く。それはそれでいいのだが、本日はいろいろ自分にまつわる議題や問題が多く、メンタルに疲れる日ともなっている。仔細は述べるべきことでもないのでここには書かないが、研究院・学府制度のちょいとした落とし穴があったというわけだ。おそらく学部長が上手く処理してくれるだろうから安心はしている。
 それはそれだが、本日は博士論文乙の受理、障害を持った受験生の扱いという2点が自分にかかわる問題であった。こういう問題は心理的にすとリスが高い。まあ、何れも野々村専攻長の手際のよい処理で円滑に進んだ。感謝申し上げる次第である。

ホームページの大改訂

2008年10月03日 11時36分51秒 | 管理・運営
学習指導要領を読む視点 2008年版 (2008)
竹内 常一
白澤社

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最近、ホームページを大幅に改訂した。基本的コンセプトはどこからでも記事を書き換えられるようにブログシステムを採用したことだ。このブログと併用しつつ、随時新情報も書き込めるようにした。
それと授業との関係も深くして、教育的な活用も図ることにした。
それと九大の研究者情報なども活用することにした。このことで大学評価情報システムへの書き込みを恒常化することを自身に課することになる。
で、隠しページなんかもちょこちょこ入れている。
いろいろ探検してほしい。

総長選挙

2008年07月15日 13時57分03秒 | 管理・運営
今年は総長選挙の年であった。
いろいろあったが、最終的に3人の候補が残り、この3人について学内意向投票というのが行われたのが6月27日。開票の結果は当分公表されず、7月11日の総長選考会議当日、本人たちに知らされたのだ。このこと自体が変と言えばかなり変である。意向投票では次のような結果になった。

  赤峰昭文(歯学研究院長) 633
  有川節夫(理事;副学長) 599
  柴田洋三郎(理事;副学長)580

で、総長選考会議は経営協議会から7名、理事から2名、教育研究評議会から7名
の16名からなる。7月11日の総長選考会議で選ばれたのは意向投票2位の有川氏であった。
さて、この結果をどう見る?大学論、大学史、大学問題に関心のある方は何らかの見解を述べねばなるまい。


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幾度目かの最期―久坂葉子作品集 (講談社文芸文庫)
久坂 葉子
講談社

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つらい一週間

2008年02月24日 19時46分18秒 | 管理・運営
今週はともかくしんどかった。
18日はコロキウムにちょっと出て、教授会の打合せ、事務処理をしたあと、サークル顧問等会議。体操部顧問としての出席なのだが、教育担当のY副学長と学務部の事務職員が前に並ぶ一見大衆団交風。伊都キャンパスにサークル用施設をどう置くかという会議なのだが、不思議な会議になっている。
ある人の発言によると、新施設の要望を施設部に言うと学務部を通してこいと言われたそうな。つまりサークル⇒学務部⇒役員会⇒施設部という流れになっている。
役員会も施設部も直接民の声は聞かずに済む。学務部(&Y副学長)は民の声を役員会に伝える村役人の役割をするが、同時に役員会のお触れを伝達する役割でもある。だから、この会議はぜったいに成果を見ない構造になっている。ここで議論したことは聞き置かれるだけになってしまうのだ。これが今のQ大の管理システムなのだろう。
いろんな意見を聴いているとそうした構造の難点がよくわかった。文系サークル、演劇部や、音楽系サークルは適正な規模のコンサートホールが欲しいという。そりゃもっともだ。稽古場自体が不足しているのみならず、公演の場を探すのも一苦労のようだからだ。これは素敵な要望だ。伊都キャンパスにコンサートホールがあれば、地域と大学を結ぶ拠点になるだろう。地域に貸し出してもいい。ビジネスにもなる。受験生にも魅力的だろう。
同じことは体育系にも言える。ラグビー部が言ってたが、試合のできるグランドが欲しいのだそうな。試合ができるというのは観客も入るという意味だ。なにしろ七大戦の主宰ができないのだ。我が体操部も毎回他の施設を借りて行っている。自前の会場でできれば、と思うのだが、そうはさせてくれない。理由は明確だ。現在の六本松と全く同じ規模の施設を伊都に作るんだと。なぜ先行投資で今のものより大きなものを作ってみようと思わないのだろうか。
Q大の教育理念とは所詮こういう程度のものなのだろう。
19日は例のよくわからない呑み会で、県内の大学の学長3人、Q大副学長、名誉教授なんぞがシニアで、現職部局長なんかがジュニアとなり、今年で定年退職をする本部局長なんかを引き渡す祝賀会だった。
水曜はもちろん教授会。学位審査がかかっているので、敢えて欠席しないように呼びかけたのが功を奏したのか60名以上の出席を得た。ここで、K副研究院長の割愛を承認したり、O教授のために規則改定を行ったり、神経の疲れること。
21日は身体をいたわり、22日はM教授の割愛ということで訪れたN大学の研究科長を迎えたり(そうだ、また1人引き抜かれる)、次期副研究院長を誰にするかとか、総長選挙をめぐる密談をして神経をすり減らした。23日は某NPOのイベントに参加。教育現場への不満を新たにしてしまった。(別稿)
今日くらいは、ということで1日ぐうたらにしている。なかなか原稿に手が着かない。

わたしのリハビリ闘争 最弱者の生存権は守られたか
多田 富雄
青土社

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人環は…

2007年11月08日 09時43分54秒 | 管理・運営
わが人環はどこへ行くのだろう。文理融合型の新構想学際大学院として設立されてから10年。然るべき筋に人環の存在理由を見直すべきだという意見もあるようだ。取りようによっては人環の解体再編ということとも言える。実際そういう話も聞かされた。そうしたら教育学部門は存在理由が問われることは必至だ。全学的に要求されている教育学は今の教育学部門では応えきれないと思う。美味しいところは持って行かれて、残りは解体だろう。なにしろ全学的にポストは不足しているから。今の力を維持するにはどこかと合体して存在感を示さなくてはいけない。そういうことが想像できる。
しかし、重要なのは「学際」であるとか「文理融合」の教育だ。研究院、学府制度というのはそれができる。研究は既存の学問分野に足を据えないとできない。一方教育はみんなの力を合わせてすることができる。院生は専門の蛸壺で学ぶのではなくいろんな分野の知を取り込み、新しい自分の専門領域を切り開いていくべきなのだろう。わが研究室でも僕とはちがう学会で発表している人はいる。それでいいのだ。また、建築の院生で研究の相談に来る人もいる。どんどん境界を越えて学んで欲しい。そういう組織を作ってきたし、その意味でわれわれの学際大学院はまちがっていなかったと思う。
そして院生諸君も大学について考えて欲しいし、発言して欲しい。それが教育学研究者としての社会的責任なのだということくらい自覚してくれよな。



古文書はこんなに面白い
油井 宏子
柏書房

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見っけ

2007年06月30日 22時07分25秒 | 管理・運営
山田副学長から著書をいただいた。『大学教育について考える』(海鳥社)という。大学教育に関して同じ出版社から本を出している身としてはフクザツではある。読んでみると現在の九大が何を考えているかがなんとなくわかる。その意味で大学教育について教育学者として何か書かねば、という気がしてきた。
で、検索を書けていたら山田副学長のブログを見つけた。ご一読あれ。きっちりと週末に書き込んでおられる。

大学とはなにか―九州大学に学ぶ人々へ

海鳥社

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またっー!

2007年05月08日 18時33分37秒 | 管理・運営
また、大変なことが起きてしまった。昨日の夕方突然パソコンの画面がおかしくなり、動かなくなってしまった。どうもハードディスクがやばいようなのだ。パソコン世話係のY助教は年休中。S助教に助けを求めると絶望的な答えしかない。
結局、今日は研究院長室のノートパソコンで用事を済ませる。ユードラも入れておいたので使えるし、大学宛のメールはGmailに転送していたのと、前回のクラッシュの時の反省で外付けHDにバックアップしていたのと日常的にはUSBで持っているので不安はあまりない。しかし、こういうことはよくない。気持ちが沈む。


学校は軍隊に似ている―学校文化史のささやき

福岡県人権研究所

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金曜日

2007年04月13日 15時44分25秒 | 管理・運営
今日は金曜日。1限目に西南女学院大学で非常勤講師のお仕事。相応にまじめであるが、黒板にいっぱい書いてね、というお願いがある。やはり黒板に書いたものを移すという学習法から抜け出せないようだ。仕方がない、とあきらめることにした。
で、そのまま1時間半車を走らせて大学へ。かつてはそのまま自宅で昼飯、というところだったが、そうはいかなくなったのがつらい。
事務部長等と密談。また難題。ちと歩き回る。そういう仕事かあ。
天気が崩れ始めた。何もせずに一日が終わっていく。

学校は軍隊に似ている―学校文化史のささやき

福岡県人権研究所

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会議日

2006年12月14日 10時14分54秒 | 管理・運営
昨日は水曜日で、通称会議日。午前中に学部改革委員会、これが12時20分まで食い込み、1時から研究院長補佐会。引き続き合同運営委員会、そして3時半からBSCミーティング。これは企業の経営ツールであるBSC=バランススコアカードを大学経営にも取り入れようというもの。混迷する大学経営の中でわが人間環境学研究院・学府も活路を見出すべく学ぼうというもの。いよいよ今日からワークショップと相成った。しかし、出席率は良くない。それでもおもしろい議論にはなった。
たいせつなのは大学論が消費者論や競争主義に置き換えられて見えなくなっていることだ。
終わったのが6時半。で、事務処理案件を片付ける。結局11時過ぎまでかかったが、終わらない。15日も夜は事務処理だ。事務処理というのは文章を作ったり手続き書類を書いたり、という作業。いくらやっても充実感はない。

学校は軍隊に似ている―学校文化史のささやき

福岡県人権研究所

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せっせ、せっせ

2006年11月16日 12時35分16秒 | 管理・運営
 昨日はナニでしたな。10時半から将来構想委員会。これは僕が仕切る会議だ。都市・建築系と教育システム専攻の改組の件が方向として承認された。こうやって会議をやって承認し、WGなんかも作ってやっているのに、「聞いてないよ」なんていう人がいるから困る。
 最近わかったのは、自分が聞いてないということは決まってないことだと思って蒸し返す人と、執拗に自分の主張を言い続けていれば1対99でも合意はできていないと主張する人。こういう人がいわゆるエライ人なのだということだ。そしてけっこういる。僕はそうはなりたくない。
 で、お昼をお弁当にして13時から研究院長補佐会、続いて合同運営委員会。これが長引いて、休みなしに教育学部改革委員会。結局一日中1階会議室にいた。ちょっとストレスだな。
 合同運営委員会が長引いたのは人件費問題。今まで、教員の欠員がいくつで…という計算をしていたがそれはなくなったということ。平成19年4月現在人員から計算をはじめるという。つまり、現在の欠員というのは、「そういうものはない」ということになるのだ。そして人件費の総額内で雇用ということなので教授、准教授というのはポストとは関係なくなる。さらに現員の学に縮小率をかけたりするので人員に置き換えると10人くらいは削減することになるのだろう。オヨヨである。
 おそらくは退職教員の後任はしばらくはとれないことになるんだろうな。


学校は軍隊に似ている―学校文化史のささやき

福岡県人権研究所

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