やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

言語論:番外4 ~ひらがなの教え方4~

2010年03月18日 | 教育3 ひらがなの教え方


《つまる声》 促音 「っ」)

・「つ」と「っ」の音声の違いを発見させる。

 例: 口の直前に手を掲げて《息の出方》を調べながら「まつ」を読むとき、「ま」も「つ」も息と声が出ている。同じように、「まっち」を読むと、「ま」は息・声は出るが急に止まり、っ」は息も声も出ていない、「ち」は息・声が出ている。
 
小さい「っ」は、息を止めた無音を表している。

・形を整えて書く練習をする。

《ねじれる声》 (拗音 ※拗長音は含まない

・拗音を表すひらがなは2つの文字でできているが、音声(音節)は一であることを発見させる。

 例1: [きゃ]は[き]と[ゃ]に分けて発音することはできない。
 例2: 「きや」と「きゃ」の違いを調べる。
 例3: [き]と[や]を分けないで、続けて(ほとんど同時に)発音すると[きゃ]になる。

・音節表を使い、各行の拗音が《い列の清音・濁音+ゃ・ゅ・ょ》の構造になっていることを発見させる。


・正しい書き順で、形を整えて書く練習をする。

  ~次回は「長音」~

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