やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】30 ~⑺ 古墳時代における日朝関係の描き方 ②好太王碑<その2>~

2016年12月16日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

ⅱ 8社を比べる

※目のつけどころ・・・中華人民共和国内に残っている貴重な一次資料:好太王碑がどのように扱われている(いない)のか?、日朝関係の事実がどのように書かれている(いない)のか?

育鵬社


※取り扱い量がもっとも多い。/資料の碑文内容=「倭が・・・百済や新羅を従えた」

 

自由社


※本文に、日本の学界が解読した碑文内容を書いている。

 

【東京書籍】

※高句麗との戦いの前に、百済・新羅が倭に破れ服属したことを書いていない。

 

【帝国書院】

※貴重な1次資料「好太王碑」を無視!

 

【教育出版】

※貴重な1次資料「好太王碑」を無視!

 

【日本文教】

※貴重な1次資料「好太王碑」を無視!

 

【清水書院】 
 高句麗との戦いと好太王碑のことをまったく書いていない。
※完全無視する理由は…?

 

【学び舎】

※碑文内容=(省略した)主語が高句麗で、《倭に勝ったこと》しか書いてないが…?

 

~次回:まとめと考察~

<全リンク⇒> <好太王碑 293031(完)>