やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】485 29 日米関係 -50- ⅵ 1913-1919:第1次世界大戦ごろ -10(ⅵ完) <まとめと考察 2/2:大戦直後 -2->

2018年04月21日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

29 日米関係 -50- 

ⅵ 1913-1919:第1次世界大戦ごろ -10(ⅵ完)-

■まとめと考察 2/2:大戦直後 ~まとめ表再掲~



 

1 「パリ講和会議:ベルサイユ条約」の描き方

●日本史なのに、条約の中の日本についての記述がない。 → × 5社:育鵬社、自由社、東京書籍、清水書院、学び舎。

※なぜ書かないのかわからない。世界史上ベルサイユ条約自体が重要な史実だし、日本に関しては、《日本史上最悪のできごとである大東亜戦争(太平洋戦争)》につながる重要なできごとだと思うが?

 

2 「日本による人種平等案の提案」の描き方

●とても重要な外交努力なのに、描いていない。 → × 6社:東京書籍、帝国書院、教育出版、日本文教、清水書院、学び舎。

※この提案が採用されていれば、もしかしたら「大東亜戦争(太平洋戦争)」は無かったかもしれない、と思うほどの大事な外交努力だったのに…

 ~今の日本も、ようやく「世界的提案」ができる(しなければならない)状況になっていると思います。新TPPはその象徴ではないでしょうか。~

 

~次回から、ⅶ ワシントン会議のころ(1920-1928)~

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《著者:松永正紀  教育評論家 /h22年度 唐津市・玄海町:小中学校校長会長》

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