29 日米関係 -50-
ⅵ 1913-1919:第1次世界大戦ごろ -10(ⅵ完)-
■まとめと考察 2/2:大戦直後 ~まとめ表再掲~
1 「パリ講和会議:ベルサイユ条約」の描き方
●日本史なのに、条約の中の日本についての記述がない。 → × 5社:育鵬社、自由社、東京書籍、清水書院、学び舎。
※なぜ書かないのかわからない。世界史上ベルサイユ条約自体が重要な史実だし、日本に関しては、《日本史上最悪のできごとである大東亜戦争(太平洋戦争)》につながる重要なできごとだと思うが?
2 「日本による人種平等案の提案」の描き方
●とても重要な外交努力なのに、描いていない。 → × 6社:東京書籍、帝国書院、教育出版、日本文教、清水書院、学び舎。
※この提案が採用されていれば、もしかしたら「大東亜戦争(太平洋戦争)」は無かったかもしれない、と思うほどの大事な外交努力だったのに…
~今の日本も、ようやく「世界的提案」ができる(しなければならない)状況になっていると思います。新TPPはその象徴ではないでしょうか。~
~次回から、ⅶ ワシントン会議のころ(1920-1928)~
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《著者:松永正紀 教育評論家 /h22年度 唐津市・玄海町:小中学校校長会長》
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