やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【憲法改正】5 日本会議唐津支部主催の「憲法勉強会(2)」のようす

2013年10月25日 | ~h27 政治経済

 これは会の後半の意見交換の部の内容を要約したもの。彌吉博幸講師の資料については⇒ <9月例会:第2回憲法勉強会のようす  1/2

1 自衛隊について

・国際的には、その実体にそくして「軍隊」として扱われている。

・もしも、軍隊でないということになるならば、《敵軍の捕虜になった場合に国際法上の保護を受けられない》などの不都合がでてくる。

・他国の軍隊は「ネガティブリスト(※してはいけないことを規定)」による運用がされている。しかし、自衛隊だけは「ポジティブリスト(※してよいことを規定)》運用という、とても不便で非実用的な運用がなされている。一刻も早く、他国のような普通の軍隊にしないと非常事態に有効に対処できない。

・「集団自衛権の行使」をしないという状況も異常であり、形式的には「軍隊」として扱われているが、その実態は手足を縛られてたようなものである。

2 9条改正して「普通の軍隊」になること

・東南アジア諸国はほとんど賛成している。※安倍外交の成果。反対しているのはいつものように中韓だけ。

3 左翼の論理

・平和主義を強調するが、実際は日本の弱体化が目的。※よく知らない国民をだましている。
 例えば、「原水協(共産党系)」や「原水禁(旧社会党系)」などの反核左翼団体は、アメリカなど西側諸国の核実験や核保有には反対運動をしてきたが、ソ連や中共などの共産主義国家のそれについてはいっさい抗議も反対運動をしていない。それどころか「共産国の核」は「正義の核」だと言ってきた。

4「日米関係」を長期的に考えるための資料紹介(松永)

・<「安倍政権とアメリカニズム」伊藤寛 「言志」Vol 13号>
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 TPP交渉、そして「敗戦国日本から、永遠に自主防衛能力を剥奪しておく」というアメリカの対日政策に対して、安倍政権は明確に「NO!」というべきである。
 吉田茂、中曽根康弘、小泉純一郎のように、「国民の前では『毅然としたナショナリスト』というお芝居を演じながら、実際には日本の対米隷従体制をせっせと深化させる」という詐欺行為を、日本は繰り返すべきではない。
 アメリカニズムを猿真似することは、日本文明の自壊行為である。
(終)

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