やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】708 検定(平成31年度)・採択(令和2年度)・使用(令和3年度~)-1- 1.国民は何ができる? 1/2

2019年04月10日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

■検定(平成31年度)・採択(令和2年度)・使用(令和3年度~)-1- 

 

1 〝日本を大事にしたい”国民は、何ができるのだろうか?

 

 平成31年3月、新聞等が、《小学校社会科教科書の検定結果に対する、中国政府と韓国政府からの言動》について報じました。

<「日本の教科書検定の「領土」記述、中国の反応は抑制気味、韓国は猛反発」excite.ニュース>

 

 そんな状況のなかで、産経新聞は次のような「主張」を載せました。

<「【主張】小学教科書の検定 領土明記を授業に生かせ」産経新聞> 「・・・ 自国の領土について正しく教えるのは当たり前だ。他国の顔色を見て、教えるべきことを教えられない方が問題である。・・・」

 

■そろそろ、精神的にも独立して、《世界の国々と対等に(堂々と)つきあえる国家・国民》になりましょう。

 

 産経新聞の主張はしごくもっともだと思うが、残念ながら、自民党国会議員のなかにも、文部科学省の中にも、日本の義務教育用の教科書を作っている出版社の多くにも、「他国の顔色を見て」、それに寄り添って判断をする「日本人」が大勢いることはまちがいない。(※他国 ≒ 米国、中華人民共和国、韓国・北朝鮮…)

 そんな判断をする〝世界・社会認識”や〝歴史認識”を持っている理由(原因)は、さまざま想像・推測できる。

 そのなかには、〝立派な”理由をもつ人もいるが、〝欲”や〝出自”がからんだりして、《まっとうな日本人から見れば、とうてい容認できない理由を持つ人々》がかなりいるとしか思えない。(※まっとうな日本人=郷土・国に誇りを感じ、大事にする日本人=愛国心をもつ日本人) 

 

 《20世紀末期ごろから、国際的に、政治・経済分野の「(相対的)斜陽化」がどんどん進んでいる日本》、《人類史的にも〝光輝く”日本の伝統文明・文化の、日本人への影響力がかなりの速さで薄れつつある日本》。

 このままでは、今世紀前半のうちに、「世界の二流国家=他国からさほど尊敬も尊重もされない国家」へ転落するでしょう。

 

 ですから、そろそろ反転攻勢に移り、精神的にも独立して、《世界の国々と対等に(堂々と)つきあい、〝人類社会の運営”に大きく貢献できる国家・国民になることを目指しましょう!(※「国家間の競争・つぶし合い」は、今後いっそう熾烈になるかも…)

 そのためには、国民一人一人が、〝わが国日本に誇りをもつ” ことが、必要条件になります。(※実効性をもつ「世界政府」ができあがるまでは。)

 

~「国家百年の計」につづく~

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