八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

8・8地域医療交流集会の報告(その5)集会のまとめと行動方針 八尾北労組委員長 藤木好枝さん

2021年10月04日 | 新型コロナ感染拡大に立ち向かい、医療崩壊とたたかおう!
8・8地域医療交流集会の報告(その5) 集会のまとめと行動方針

八尾北労組委員長 藤木好枝さん





 緊急事態宣言の中にもかかわらず、本集会が盛大に勝ちとられました。
 本田先生、ありがとうございました。今日の講演で医療体制の崩壊、破綻は新自由主義によって 破壊されてきたと言うことがよく分かりました。末光先生からは戦後革命期に始まった地域医療が感染対策がきっかけであった、いまコロナ感染が広がるなかでこそ地域医療が通用する、この闘いは労働組合が軸となって担ってきたこの確認が重要だと話されました。パネルディスカッションでもその点が明らかになったと思います。
  今日のまとめと今後の方針について提案させていただきます。

❶ 本田先生の話でもあったように、新自由主義30年が医療を徹底して破壊してきた、 目先の利益のために 公衆衛生に対応する機関や病院をトコトン減らし民営化し予算・人員を減らして非正規に置き換えたきた。感染症の治療も、早期発見 早期治療(隔離)ができなくなってる。コロナの特別予算が30兆円もくりこされていて使われていない、医療に回されていません。この責任は菅・維新 大阪府吉村知事です。
 これに対して医療労働者の反撃が始まっています。「医療現場は限界」「人員ふゃせ」
「賃金を保障しろ」「公的病院の独法か反対」とストライキに起ちあがりました。地域医療交流会、高槻医療福祉労働組合が「命を守るストライキ」に起ちあがり地域住民にも支持され勝利的にたたかわれました。地域医療交流会 は4月21日、大阪府に対して「遺伝子ワクチンではなく公的医療の拡充を」申し入れました。この取り組みが7月に医療・介護現場への抗原検査キットの無料配布へと結びつきました。まだまだ不十分とはいえ、声をあげれば動かせることができます。


❷ 遺伝子ワクチンについて危険性を徹底周知し、接種の強制をやめよ
 ワクチン接種で亡くなられた方が919人(7/30)にのぼっています。7/21日以降9日間で167人、国はワクチンとの因果関係を一切認めていません。切り捨てています。「ワクチンは安全」「コロナにはワクチン有効」とワクチン強制接種を誘導しています。ワクチンを打たないことを理由にした解雇が始まっています。ワクチン接種が就職の条件になり、未接種者は研修や実習から排除したりすることが起こっています。ワクチンが差別分断を作りだしています。
 フランスのマクロンは「ワクチンを打たない人は、人にうつすことを何とも思っていない人」と発言しました。ワクチンの強制接種に対して抗議のデモがフランス各地で20万人規模でたたかわれています。
 

❸ コロナ危機を使った戦争準備に反対する。

 菅政権が改憲と戦争に向けて国民投票法案、土地利用規制法デジタル法を既成野党の裏切りの中で可決成立させました。踏み切った背景には台湾有事には米日で中国への戦争を決断していることです。安倍前首相は「ワクチンに反対するのは反日だ」と戦争の言葉で対立と分断をあおっているのです。コロナでもワクチンでも戦争でも労働者人民の命を奪う菅政権を打倒しましょう。
 コロナ感染5000人という中でオリンピックが強行されています。8000人もの医療従事者が動員されています。医療現場がどうなっててもオリンピックを中止しません。さらに許せないことは、これまで原則入院としてきたものを原則自宅療養に大転換したこと、これには激しい反対の声があがっています。 菅政権の言うことはもう誰も信じていません。支配の危機です。追いつめているのは労働者の闘いです。労働組合の存在はますます重要です。

 人は誰もが1人では生きていけません。人と人とのつながり、助けあいの中で生きています。これとまったく相容れない新自由主義社会の在り方を根本から変えましょう。労働組合を軸とした地域丸ごとの団結でたたかえば命を守ることもできるし戦争もとめることができます。医療・介護労働者こそがその先頭にたって行動を開始しましょう。



方針について提案します。

1、4月21日の大阪府への申し入れに続いて、10月27日に大阪府への申し入れを行いましょう。今日、明らかになった現実と怒りを声に出し、行動しましょう。

 1つに、遺伝子ワクチン頼みではなく、公的医療の拡充を求めます。
 保健所・保健師を増やし、医師を増やし、看護師を増やし、正規で雇えと要求します。過労死寸前の医療従事者の現状を直ちに改善せよ!
 公的病院の統廃合を中止して、公的医療を増やせ、予算を医療に回せと要求しましょう。(あるメディアでは、オリンピック費用で300の病院が建つと試算しています。)

 2つに、早期発見 ・早期治療(隔離)ための必要な検査をいつでも無料でできる検査態勢を作るよう要請します。

 3つに、ワクチン接種は強制しないこと。1週間で100人を越える死亡。おびただしい人数の副作用の出現。すべてを公表して周知すること。人類史上初めての遺伝子ワクチンを打つか打たないかの判断の材料をきちんと提供しなければなりません。
 ワクチンを打たないことに対するあらゆる差別と不利益、分断をしないよう徹底指導を求めます。

 4つに、コロナを使った菅政権の戦争の動きに断固反対です。感染爆発のただ中、オリンピックを開催したこと、ましてや医療従事者を8000人も動員したこと、まさに戦時動員そのものです。コロナ危機を戦争準備に使う、菅政権は打倒しましょう。
 みなさん、10月27日(水)午後3時 大阪府庁前に集まってください。


2、方針の2つめに、医療・介護従事者の方に呼びかけます。地域医療交流会・定例会に参加して下さい。9月18日土曜日15時、八尾北医療センターで行います。

 今日の集会の中身をさらに深めて(反省会も含めて)いきたいと思います。地域医療交流会は、約2年間の議論と集会、申し入れ行動の活動を通じて、本田先生とつながり、本日の集会では新たに保健師さんが来られるなど、確実にひろがっています。さらに大きくしていきましょう。
 参加して下さる方はアンケートに記入してください。よろしくお願いします。本日は ありがとうございました 気をつけてお帰り下さい。

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