東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

ドラマ:「想い出にかわるまで」

2011年02月18日 09時33分26秒 | テレビとラジオの話

先月の「ふぞろいの林檎たちⅢ」放映後に、1990年から放映されていた「想い出にかわるまで」(最高視聴率21.4%)が再放送されていたので、全12回すべて録画した。

エリートサラリーマン・高原直也(石田純一)との職場結婚を間近に控えた主人公・沢村るり子(今井美樹)が些細な心のすれ違いから結婚を延期する間に、妹の沢村久美子(松下由樹)に結婚相手を奪われるというショッキングなストーリが話題を呼んだドロドロとした昼メロのような愛憎劇である。放映当時ちょうど結婚を控えていた私は、「そんな事があるんかい?」と思いつつ、妻に妹が居なかった事に胸を撫で下ろしたものだ。その当時を思い出しつつ、私が見続けた数少ない連続ドラマであったが、どうも内容的に気が重くて再生ボタンを押せないまま、一ヶ月以上が経過していた。そしてようやく「意を決して?」全12話を一気に観た。財津和夫の冒頓とした演技や沢村清治(弟役)の大沢樹生の独特の眉毛使いが気になりつつ、ダイアナ・ロスの主題歌「IF WE HOLD ON TOGETHER」を懐かしむ。バブル真っただ中の設定なので、8000万のマンションや地価相場数億円・・・と会話の中にも景気の良さを感じる。携帯はまだそれほど普及していなかったのね?と気が付く。

そして12話すべて観終わった後には、結末を知っていたにも関わらずやはり爽快さは無い。妹(松下由樹)のストーカーのような仁義なき押しの強さに唖然とするものの、最終的には主人公それぞれの優柔不断さがこの悲劇を招いたんだな~と12話を振り返る。「あん時あんな事さえしなければ・・・」と今も昔も「一時の過ち」は致命傷なのであるラストシーンの交換した似顔絵をその後どうするのだろうか?と思いつつ、タイトルの「想い出にかわるまで」のような、「今となっては」の出来事は誰にでも少なからずあるのだろうな~とひとり勝手にしみじみとしてしまった。

ちなみに実生活では今井美樹が布袋寅泰を山下久美子から不倫の上に略奪婚、松下由樹は8年間交際して結婚目前だった音楽プロデューサーの小林武史をMY LITTLE LOVERのボーカル、AKKOに奪われるなど、役柄とはお互いに全く逆の私生活を歩むことになる・・・とウィキペディアに書いてあった。 

有限会社やな瀬不動産

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