東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

東京オリンピック2020観戦記

2021年09月10日 09時45分55秒 | スポーツの話

パラリンピック東京2020が日曜日に閉幕し、東京での地元開催の実感も無くあっさりと終了した。幻となった閉会式のチケットのコピーを手にしながら、将来「東京で開催された」証として今更ながらの観戦記。

賛否両論の中、開催された東京オリンピック2020。開会式直前に過去の開会式のダイジェストが放映されていたのだが、ほとんど記憶になかったのは、これまで時差の関係もあり、ちゃんと観たことがなかったのだろうと今回は本腰を入れて観始める。話題になったカザフスタン旗手のリアル版プリンセスや各国の趣向を凝らした制服や民族衣装はなかなか興味深く、知らない国と地域がこんなにも多いことに改めて驚くが・・・長い・・・とにかく長い・・・あれこれすったもんだした式典自体はかなり退屈だった。聖火が点灯され、会長の話が苦痛だった校長先生の朝礼と重ね合わせてしまう。結局0時近くに終了したが、有力選手たちがこぞって開会式を欠席する訳も頷ける。開会式は選手入場だけでもいいかも知れない。

開会式前後から連夜テレビの前で応援していたが、柔道やレスリングは4年に一回しか見ないので、ルールもよく分からないままの応援となったが連日メダルラッシュでコロナをひと時忘れられる。ソフトボールや野球の延長タイブレークは時間短縮の為、高校野球でも導入が始まっているシステムだが、どうにもサヨナラ勝ちの喜びも、負けの悲しみも薄い気がした。

女子体操団体の平均台。高校時代、体育館でのバレー部練習時に隣で体操部が練習しており、体操部の友人にお願いして一度平均台に上ったことがある。あの狭い平均台で立つのが精いっぱいだった記憶が蘇り、そこで回転したり、飛び跳ねている女子選手たちを見ていられなかった。新種目のスケードボードは馴染みのない私には技の凄さが分り難かったが若者たちの活躍は気持ちが良かったが、階段の手すり(のような)を滑ることに違和感を感じた。また今大会で多く採用された「男女混合」団体戦は実に面白かった。水泳や陸上でも男女の順番に決まりがなかったが、やはり柔道では男子vs女子はなかった。

当社の夏休みが始まった8月8日は閉会式だったので、ほとんどの競技が終わっていたが、最終日のケイリン種目ではペーサーなる人物がいた。選手とは別に三周を過ぎるまで、ペーサーを追い越してはいけないルールらしいのだが、そのペーサーが比較的ご年配の方に見えて、ママチャリのような自転車でおすまし顔でペダルを漕ぐ姿がとても可愛らしかった。

そして何と言っても男子柔道100kg級で同じ小学校卒のウルフ選手が金メダルを獲得した。おそらく母校では初の金メダリストではないだろうか?実に誇らしく、しばらくの間は「うちの後輩が」と得意げに話していたものだ。

オリンピックとパラリンピックのマークが異なるのだが、一緒でもいいんじゃないか?開催日程も開閉会式も合同で行えばいいのに?と思いつつ、改めて開催時期について、やはりもうこの時期は避けるべきだろうと思う。また観客が入っているように見える新国立競技場はなるほど先見の明があったなと思った。

そして国際オリンピック委員会のジャック・ロゲ前会長が8月30日に79歳でお亡くなりになった。今から8年前の2013年に「TOKYO2020」と発表された時の喜びと興奮がまさかこんなことになるとは・・・合掌

ただただ三年後は普通に開催されるといいなと思うばかりである。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産


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