東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

映画:「流浪の月」

2022年06月12日 09時33分10秒 | 映画の話

上映中の映画「流浪の月」を観に行った。

【解説】2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を、「怒り」の李相日監督が広瀬すずと松坂桃李の主演で映画化。ある日の夕方、雨の公園でびしょ濡れになっていた10歳の少女・家内更紗に、19歳の大学生・佐伯文が傘をさしかける。伯母に引き取られて暮らす更紗は家に帰りたがらず、文は彼女を自宅に連れて帰る。更紗はそのまま2カ月を文の部屋で過ごし、やがて文は更紗を誘拐した罪で逮捕される。“被害女児”とその“加害者”という烙印を背負って生きることとなった更紗と文は、事件から15年後に再会するが……。更紗の現在の恋人・中瀬亮を横浜流星、心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じる。「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが撮影監督を担当。

久しぶりの20時過ぎからのレイトショー。家庭環境・親の無責任さは映画「MOTHERマザー」同様に子供の悲劇と悲しい負の連鎖を生み出す。まだ自分一人で生きていけない無力の未成年は映画「」同様に行き場がない。マスコミやSNSの容赦ない追撃に眉を顰めるが、それらの情報や噂で先入観まみれの自分自身に主人公の「私、思っているほど不幸じゃないんだよ」と語る台詞で気がつく。

広瀬すずの体当たりの演技と激やせした松坂桃李の好演で全く間延びすることない2時間半だったが、ただただせつない作品だった。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

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