夏の全国高校野球で東京勢としては日大三以来13年ぶり、東東京では帝京以来29年ぶりに決勝進出した地元の関東第一が京都国際高校に延長10回タイブレークの末に惜しくも敗れ1987年の春と同様準優勝となった。当日は試合開始10時から事務所でテレビ観戦する予定だったが同時刻に契約の予定があった。契約者さんが来社してすぐに「こんな時に大変申し訳ない」と頭を下げながらの契約締結となった。試合は接戦が続いたもののあと一歩及ばなかった。
それにしても改めて凄いと思う。1985年に初めて甲子園出場を決めてから39年で春夏通算出場16回26勝16敗とすっかり全国区の有名校・常連校・強豪校となり16年前に垣花アナが自宅訪問した際にも「関東第一のすぐ近くなんですね」と言われたほどだった。夕方新小岩駅前で二社から号外を受け取る。改めて大活躍に目を細めてしまう。本当にお疲れ様でした。次回は是非とも悲願達成して欲しいものである。
ところで今回の「熱闘」甲子園では気温が上昇する時間帯を避けて午前と夕方に試合時間を変更した二部制を導入したものの実施はわずか3日間で決勝戦でさえ10時試合開始だった。また開催期間中に今後2028年3月開催の第100回選抜高校野球大会に合わせて阪神電鉄は内野席を覆う屋根「銀傘(ぎんさん)」を工費約150憶円掛けてアルプス席まで拡張するための具体的な工程を発表した。高校野球で応援団が陣取るアルプス席において新たな銀傘はアルプス席の約7割を覆うことが可能となり、中段付近の日照時間は真夏の1日当たりで約6時間減少する見込みで内野席全体では約8割のエリアが覆われるらしい。日本高校野球連盟の会長は「阪神電鉄などと連携し、高校野球の未来を描きながら、さらなる発展に努めたい」と話している・・・とのことだがグラウンドの選手については何の対策がされていない。とりあえず早く決着をつけたいなら延長タイブレークでの「ノーアウト一塁二塁」ではなく「ノーアウト満塁」からのスタートにすればいいのにと思う。