東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

自己プロデュース力

2009年10月01日 09時34分17秒 | 本の話
私の好きな島田紳助が2007年3月にNSC(吉本総合芸能学院)で開催された特別講義の内容を収めた「自己プロデュース力」を読んだ。(DVD「紳竜の研究~第二章手段」を活字化)

【内容紹介】数々の事業を成功させ、自らのプロデュースで"羞恥心"など、社会現象を巻き起こした島田紳助が、これまでの人生を、勝利の方程式を、惜しまず語り尽した、すべてのこれからの人たちに贈る、人生論の決定版、遂に刊行!!

文字が絵本のように大きく、100ページ余りを一気に一時間程で読み終えた。お笑いを目指している若手芸人対象の講義なので、漫才やお笑い中心の内容ではあるが、いつもながらの彼の分析力を始め、なかなか共感出来る内容が多かった。

中でも一番共感出来たのは「ヘンな人になりなさい」の章。そこで彼は「遊びの必要性」を上げていた。その遊びとは決して飲みに行く遊びや、風俗へ行くことではなく、色々なものに興味をもってウロウロすること=ヘンな奴でいる事と言っている。

私自身色々なものにいつも興味がある。「あれは何だろう?」「どうしてだろう?」「やってみたい」と考えながら毎日を送っている。

例えば道を歩く時、歩き慣れた道の方が遠回りせず、安全なのかも知れないが、発見は少ないだろう。ちょっと遠回りかも知れないが何かあるかも知れないこっちの道を歩いてみようと思ってしまう。万事がそんな感じなので初めての街や出来事にはいつもワクワクしてしまう。何もない休日。家に居れば体も楽だし、無駄な出費もしないだろう。でも何もない一日になってしまう。たまにはそれでも良いのだが、そればかり続くと非常に勿体ない時間を過ごした気になってしまう。

もちろん中には失敗する事もある。「やらなきゃ良かったな~」「無駄遣いだったな~」と思うような事の方が多かったと思う。でもそんな時は今後のための「危険察知能力」をさらに磨き、次の時の判断材料とすればいい。またもちろん「失敗談」として披露する楽しみもある。(どんな美談よりも失敗談の方が格別に面白い)

これから引き出し(経験値)がどれだけ増えるのかが楽しみである。とりあえずこれからもヘンな奴で行ってみようと思う。

有限会社やな瀬不動産
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クライマックスシリーズ | トップ | 祭りの準備 »
最新の画像もっと見る

本の話」カテゴリの最新記事