大雨の中、傘をさして自転車で帰宅中、交差点で自転車と危うく衝突しそうになった。
ギリギリ回避すると、その自転車はすれ違いざまに「危ねぇ~なぁ~」と小声で呟いた。気が付いたらその自転車を追い掛け、捕まえて、怒鳴り返していた。虫の居所が悪かった訳でもないが、どうしてそんな行動をしてしまったのか?を考える。
きっとそれは相手が「反撃してこないであろう」初老の女性だったからだろう。もしこれが反撃される可能性がある人だったら、きっとそのまま通り過ぎていただろう。無差別殺傷事件で「誰でも良かった」と言う加害者の言葉を耳にする度に、明らかに力の弱い子供や女性ばかりが被害に遭っている・・・とこれまで何度も書いて来た。
そいつらと余り変わらない自分の愚行に「お前、大したことないな・・・」と呟きながら重い足取りで帰路に着いた