先日のさんま御殿は「この人デリカシーなさすぎると思った時」がテーマだった。
コーナーの冒頭、視聴者からの投稿で「焼肉デートで彼女が『私が焼く』と言って網の上に肉が乗った皿ごとひっくり返した」映像が流れた後、明石家さんまが「この子の家族はそうだったんだろうな」と呟いていた。
それが何故かとても印象的だった。繊細さや気配りの意味があるデリカシーがなくなると「下品」になるが「品行(道徳の上から見たおこない・行状・操行)が悪いのは直るが、品性(人品・人格)が悪いのは直らない」ので、品行であるこの焼き方は直せるチャンスはあるってことである。若い彼女に注意してくれる人がいて、またそれをしっかりと受け入れて気を付ければまだ間に合うのである。私が20代の頃に先輩と会う度に「下品にだけはなるな」と忠告されたことは今も大切にしている。
以前、お通夜の席で一緒に参列した先輩が杯を重ね長居していた。お清めの席では長居禁物と先代から教わって来たのでその様子に驚いたが、さらに「レモンハイ」を注文されて絶句したことがある。当然断られたのだがその先輩には何も言わなかった・・・と言うよりも情けなくて言う気にもならなかった。だから若いうちに頑張れ～
