東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

クリスマスイブのエアポート

2012年12月27日 09時43分16秒 | 街の話

クリスマスイブの空港・・・

恋人同士か?とツッコミを入れたくなるようなシチュエーションであるが、羽田空港へ向かう夜の高速で、折角なのでと一応車にはクリスマスソングを流す・・・そんなことをイメージしていたのだが、世の中は思った通りに行かないこともある。

娘と4ヶ月ぶりの対面である彼女が生まれてから19年、こんなにも会わないのは初めてで、その間私自身一体どんな感覚になるんだろうと思っていたが、まるで何事も無かったかのように妻と息子と「彼」との生活を送っていた。そもそも夜はバイトだサークルだと殆ど家に居ない生活が続いていたので、変化をあまり感じられなかった。自分自身の「子離れ」が確実に進んでいることを喜んでいた。

当日は21時着の予定だったので、終業後、一度帰宅してゆっくりと出掛けられるので数日遅れのゆず湯にゆったりと浸かっていた。すると「到着時間が30分早まった」とネットで調べていた妻からの報告。少し時間を早めて、妻と二人で車で空港へと向かう。考えてみればこれが誤算の始まりだった・・・クリスマスソングを流したいところであるが、前々日にまさかのバッテリーが上がってしまった為(先日はEちゃん有難うね)、前日にとりあえず応急処置をしただけの状態なので、音楽はもちろん暖房も付けられず、外気と変わらない温度の車内で凍えながらの運転が続く。

連休最終日の高速は空いていて、予定通り到着・・・の予定だったが、まさかの「空港中央口」通過・・・めでたく神奈川県入り・・・さらに一番近い浮島出口で引き返すつもりがそれすら通り過ぎてしまい、次の殿町出口でようやく引き返す。縁もゆかりも人気も無い工場街で「余裕をもって出掛けて正解だ」と言ったところで助手席の反応は薄い。ようやく空港到着したものの、今度は空港内で迷ってしまい、バタバタの状態でようやく娘と再会を果たした。

これでめでたく帰宅・・・と言いたいところだが、それからも悲劇は続き、今度は妻のナビに従うと再びめでたく二度目の神奈川県入り・・・とりあえず今度は浮島出口でちゃんと降りられ、「アクアラインに入らなくて良かったね」と二人でゲラゲラ笑う。出発時にリセットしたメーターは約90kmを越していた(本来片道約22km)・・・「これでバッテリーも少しは元気になっただろう」とこれまた笑うしかない。乗り慣れていない高速道路は難しい・・・

来年早々すぐに娘の不在はさらに長期間になるそうだが、彼女が決めた道だからそれはそれでまたいいんじゃないか?と思う。

ただもう道は覚えたので次のお迎えは任せなさい

【12/31(月)午後から1/5(土)まで正月休みとさせて頂きます】

有限会社やな瀬不動産


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