「ミシシッピー・バーニング(1988年公開)」を観た。
【解説】公民権運動の嵐が吹き荒れる64年のミシシッピー州ジュサップを舞台に、3人の公民権運動家の失踪事件を捜査する2人のFBI捜査官の姿を通して、アメリカの南部における人種差別問題を描く。製作はフレデリック・ゾロとロバート・F・コールズベリー、監督は「エンゼル・ハート」のアラン・パーカー、脚本はクリス・ジェロルモ、撮影は「ワールド・アパート」のピーター・ビジュー、音楽はトレヴァー・ジョーンズが担当。出演は「傷だらけの青春」のジーン・ハックマン、「最後の誘惑」のウィレム・デフォーほか。
もう何度見た映画だろうか?映画好きの幼馴染に薦められて観てから、事ある毎に繰り返し観ている。冒頭の「WHITE」と「COLORED」と区別された公共の水飲み場のシーンから根深くてえげつない程の人種差別シーンが続く。
後半から次第に差別集団を追い詰めて行くシーンは見応えがあるものの、観終わった後の爽快感はそれほど無いのは差別シーンの衝撃が余りにも強いからなのだろう。ゴスペルが虚しさをとても象徴している映画である。
こんなことが実際にあるかと思うと背筋がゾッとする。怖い怖い・・・