歌舞伎座さよなら公演「御名残三月大歌舞伎」を観に行った。九月に行った際、これが最後だと思っていたので、まさか残り45日の時点で行けるとは感動も一入(ひとしお)だ。ちなみに九月の時はあと241日だった。月日は流れている・・・
改めて歌舞伎座を見上げる。やはり惜しい。しかし館内の段差はご年配者にはやはり大変だろう。でも・・・そんな事を繰り返し考えながら入場する。
通常二部制なのだが、この日の公演は三部制になっており、演目も通常三つのところ、二つで時間も約三時間だった。
席は二階席三列目。前の中年カップルが周りの騒音がする度にその方向を睨む。男性の薄い後頭部が左右に動く。後頭部も気になるが、彼らがどの音から睨み、どの音までなら許すのかその「許容範囲」が非常に気になりつつも、いつものように「あらすじ」を膝に置きながらストーリーを確認する。なかなかついて行けてる自分に「ようやく歌舞伎通になったのか?自分」と感心したのも束の間、あらすじは最後まで書いてないので、後半からは???が付いて回る。まだまだだ・・・自分・・・しかし二階からの眺めは全体を見渡せるので、非常に色彩鮮やかな舞台を観ているだけで爽快だった。この際あらすじは二の次だと自分を慰める。
この緞帳はまた利用してくれるのだろうか?とにかく最後の最後で訪れる事が出来て良かった。三年後の新歌舞伎座の完成を待つ事にしよう。
ちなみに帰りは有楽町まで移動して、タイムスリップしたようなガード下の居酒屋へ向かうが、平日の夜にも関わらずどの店も満席だった。ガード下には不景気は関係ないようだ。
菅原伝授手習鑑
一、道明寺(どうみょうじ)
菅丞相 仁左衛門
覚寿 玉三郎
奴宅内 錦之助
苅屋姫 孝太郎
贋迎い弥藤次 市 蔵
宿禰太郎 彌十郎
土師兵衛 歌 六
立田の前 秀太郎
判官代輝国 我 當
文珠菩薩花石橋
二、石橋(しゃっきょう)
樵人実は獅子の精 富十郎
童子実は文珠菩薩 鷹之資
男某 松 緑
修験者 錦之助
寂昭法師 幸四郎
有限会社やな瀬不動産
改めて歌舞伎座を見上げる。やはり惜しい。しかし館内の段差はご年配者にはやはり大変だろう。でも・・・そんな事を繰り返し考えながら入場する。
通常二部制なのだが、この日の公演は三部制になっており、演目も通常三つのところ、二つで時間も約三時間だった。
席は二階席三列目。前の中年カップルが周りの騒音がする度にその方向を睨む。男性の薄い後頭部が左右に動く。後頭部も気になるが、彼らがどの音から睨み、どの音までなら許すのかその「許容範囲」が非常に気になりつつも、いつものように「あらすじ」を膝に置きながらストーリーを確認する。なかなかついて行けてる自分に「ようやく歌舞伎通になったのか?自分」と感心したのも束の間、あらすじは最後まで書いてないので、後半からは???が付いて回る。まだまだだ・・・自分・・・しかし二階からの眺めは全体を見渡せるので、非常に色彩鮮やかな舞台を観ているだけで爽快だった。この際あらすじは二の次だと自分を慰める。
この緞帳はまた利用してくれるのだろうか?とにかく最後の最後で訪れる事が出来て良かった。三年後の新歌舞伎座の完成を待つ事にしよう。
ちなみに帰りは有楽町まで移動して、タイムスリップしたようなガード下の居酒屋へ向かうが、平日の夜にも関わらずどの店も満席だった。ガード下には不景気は関係ないようだ。
菅原伝授手習鑑
一、道明寺(どうみょうじ)
菅丞相 仁左衛門
覚寿 玉三郎
奴宅内 錦之助
苅屋姫 孝太郎
贋迎い弥藤次 市 蔵
宿禰太郎 彌十郎
土師兵衛 歌 六
立田の前 秀太郎
判官代輝国 我 當
文珠菩薩花石橋
二、石橋(しゃっきょう)
樵人実は獅子の精 富十郎
童子実は文珠菩薩 鷹之資
男某 松 緑
修験者 錦之助
寂昭法師 幸四郎
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