母校訪問 恩師再会

2008-10-01 19:22:24 | Weblog
 今日は短大時代の友人と、「母校訪問」を実施(数年越しの企画をついに実施! である)。折しも長い長い夏休みが終わって後期開始の日で、学生たちがわんさかという感じ。
 卒業して10余年、何しろ「新玉川線」だったのが「田園都市線」になってるし、世田谷線はキャロットタワーに飲み込まれてるし、在籍した「国語国文学科」もなくなっている。駅からの道のりからして新しい店閉店した店、すっかり浦島太郎。同行した友人が一時期学内で働いていたことがあったので、彼女に案内を請いながら懐かしの正門をくぐる。あれれ、こんなに通路が狭かったっけ。新しい校舎も建っているし、子どもの時ならわかるけど、大学生の時なのに記憶が違うなんて。在籍中はジーパン禁止だったわが母校(ジーパンは作業着だから。ちなみにノースリーブや大きな文字が書かれたような派手なシャツも禁止だった)だが、今は解禁、構内でジーパンの女の子を見るにつけ、それがまた隔世感をあおる。
 卒論を見ていただいた恩師にも再会できた。あのころよりお年を召されて円かになられたような、でもお元気そうで嬉しくなる。久しぶりに教授室でお話をうかがっていると(卒論以来の入室だよ)、授業も思い出す。働く女性としても尊敬していた先生。私たちのころとその後を比べていろいろなお話をお聞きしていると、時代が本当に変わったことを実感する。時代時代の学生たちを受け入れる先生方も、いろいろと大変なのだろうね、と後で友人と話した。
 昔からまずかった学食は相変わらずだったが、周囲の学生たちがどこかのんびりしているのは変わらないようで、あのころの雰囲気をようやく思い出す。あれからいろんなことがあって、あって、あって、今……。10数年間を思い出し、不思議なような、複雑なような。もっと勉強しておけばよかったな、と今にして思う。勉強して、遊んで、いろんなことをしておけばよかった。
 帰りの夕焼けが、きれいだったこと。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿