子どものころ住んでいた家の台所には、大きな苔の生えた日本庭園のパネルが飾ってあった。
物心つく前からそこにかけてあって、今思えばとても不思議な絵(写真)なのだけど、一度だけ母にどこのものか尋ねたことがあった。
「京都の苔寺よ」だそうだ。
苔寺というそのままのネーミングで、今でも覚えている。
けっこう大きなパネルで、あんなもの土産物屋で売っていたのか(なつかしのペナントみたいなものかな)、またそれをよく選んだなわが両親、と感心してしまうのだが、その絵を朝も晩もとにかく食事のたびに眺めていたから、私にとって「苔のある風景」というのはふつうになじみのあるものになっていた。そのころ住んでいた家の庭にもふつうに生えていて、はがして遊んだこともあったっけ。
高野山に行って、奥の院の五輪塔や門柱、至るところにしたたるように苔が生えているのを目の当たりにして、ものすごく苔に惹かれた。子どものころ当たり前のように地面にはいつくばって生えていた、時には庭を覆うほどの緑色のじゅうたん、大人になってみるとあのフカフカ感がたまらないのかも。
京都の苔寺、世界遺産になっていて、今では予約制らしい。いつか行ってみたいですね。
物心つく前からそこにかけてあって、今思えばとても不思議な絵(写真)なのだけど、一度だけ母にどこのものか尋ねたことがあった。
「京都の苔寺よ」だそうだ。
苔寺というそのままのネーミングで、今でも覚えている。
けっこう大きなパネルで、あんなもの土産物屋で売っていたのか(なつかしのペナントみたいなものかな)、またそれをよく選んだなわが両親、と感心してしまうのだが、その絵を朝も晩もとにかく食事のたびに眺めていたから、私にとって「苔のある風景」というのはふつうになじみのあるものになっていた。そのころ住んでいた家の庭にもふつうに生えていて、はがして遊んだこともあったっけ。
高野山に行って、奥の院の五輪塔や門柱、至るところにしたたるように苔が生えているのを目の当たりにして、ものすごく苔に惹かれた。子どものころ当たり前のように地面にはいつくばって生えていた、時には庭を覆うほどの緑色のじゅうたん、大人になってみるとあのフカフカ感がたまらないのかも。
京都の苔寺、世界遺産になっていて、今では予約制らしい。いつか行ってみたいですね。
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