テキストのことばを書き出す作業

2009-05-31 14:24:24 | Weblog
 毎朝、デボーションといって聖書のことばを読み、解説を読み、祈る時間をもっている。目が覚めて窓を開けて空気を入れ換えたらすぐにテキストを開く。朝一番のまっしろな頭の状態で神さまの前に出て静まりたいから。聖書の真理と信仰者の先人の解説のことばに時に励まされ、喝を入れられ、周囲を見回し、道を見いだす。
 そういう時間は毎日必要だが、目覚めてすぐの難点は、頭がぼーっとしていることが多いこと。心に響くことばはあるけれど、さらに体中が目覚めてなおかつ静まった状態で思い巡らすと、こぼれていた一言や見落としていた恵みの数々にはっとさせられることがなんと多いことか。最近は、そういう恵みの落ち穂がもったいなくて、日曜の昼間に改めてテキストを開き、読み直してことばを書き出している時間をもつようにしている。
 毎日のテキストを続けて読むことで一つのテーマが見えてくることもあるし、一つのテーマが次につながっていくことを確認できることもある。何より、もう一度なぞることでことばがしっかりと入って来て響いてくる度合いがまったく違う。拾った落ち穂は電車や雑踏の中でもよみがえってきて思い巡らしの時を与えてくれ、困難に直面している時に浮かび上がってくる。そして何より、神さまとの関係が立体的になり、奥行きが出てくる。神さまが日常の些細なことに関心をもっていてくださることがわかるし、私の全体をご存知でその時々に応じて的確なアタックをくださっていることも客観的に発見できる。神さまとの日常レベルの強いつながりを感じさせてくれるこの作業の時間が大好きだし、不可欠なものになっている。

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