嵐 その後

2014-01-28 23:30:38 | Weblog
 先週からのごたごたはケイゾク中。しかし私はどこ吹く風で不要な外出を控えているため、案外平静である。外に出て自然の中に身を置くか、図書館の中で思いっきり本に囲まれるか、さもなくばあたたかい布団でひたすら爆睡するか、その時々による選択肢で英気を養って、月曜からまた働くのさ。
 まだまだ嵐は吹きすさんでいるが、大きな風の合間にふと語りかける声がある。ぽつり、ぽつりと途切れがちに、違った見方を指し示す声。人の心が嵐の中にある時には決して聞こえないか細い声。絶対に騒がしい峠を越えないと聞かれない声。これが聞こえてくると、その絶妙のタイミングにゾクゾクするほどである。
 昨日辺りから、ようやくこの声が聞こえ始めた。あとは何がどう働いていくのか、ちょっとずつ楽しみになってきた。

 心の中はそんなんだが、仕事の方がいよいよ泣きそうである。すでに残業時間は25時間を越えているのに、一向に「今日やっておくべきこと」に追いつかない。後から後から些事が挟み込まれ、自分の仕事がほんとうに進まない。もう笑っちゃうほどであるが、笑っていられないからつらい。今日も目鼻がつかないままタイムアウト。こうなってくるとだれかあざ笑ってるヤツがいるんじゃないかとキョロキョロしてしまうが、そんなこともなく、帰りの電車の中で明日の業務の攻略法を考えながら吐きそうになる。とほほ。
 それでもやるしかないんだけどね。一ヶ月って早いなあ。