タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

荒屋遺跡

2023年02月14日 | 健康・スポーツ・生涯学習

まちなかキャンパス長岡で行われた、荒屋遺跡の講座に参加してきました。

荒屋遺跡というのは、長岡市の川口地域(旧・北魚沼郡川口町)にある旧石器時代の遺跡です。その遺跡から発掘される石器がとても価値のあるモノであることは断片的な知識としては知っていたのですが、歴史も考古学もあまり興味のある分野ではなかったので、今までのボクの人生の中ではあまり学ぶチャンスがありませんでした。

今回は、県立歴史博物館の主任研究員の橋詰潤さんが「荒屋遺跡からみる旧石器時代のくらしと北方世界とのつながり」というテーマで、素人にもわかりやすくお話ししてくださるということでした。「地元長岡市にある世界的に価値のある荒屋遺跡について、地元民として知っておきたいなぁ…」という気持ちもあって、この講座に参加したというわけです。

いやぁ~面白かったです。門外漢のボクにもわかりやすく興味深い話の連続で、あっと言う間の1時間半でした。荒屋遺跡から発掘された石器が「ARAYA型グレイバー」と呼ばれ、世界に通じる有名な石器であること。同様の石器がカムチャッカやアラスカでも発見されており、北方世界とのつながりがあること。そして何より、旧石器時代から縄文時代へのつながりというか、人類の歴史上でそれがどのあたりに位置し、どれくらいの期間続いたのかなど、大まかに理解することがで来ました。

実は講義の中で、阿賀町の室谷洞窟遺跡の話題が少し出てきました。阿賀町は今から17~18年前にボクが単身赴任をしていた土地で、実は当時、地元民の知人に連れられてボクはこの室谷洞窟遺跡を見学しています。その時に知人が「この遺跡で発掘された価値あるモノは、みんな長岡に持っていかれたんだ」と言っていたことを思い出しました。

その時にはあまり深く考えてもみなかったのですが、今日の講義を聞いてどうやら長岡市の科学博物館と関係があることがわかりました。今度ちょっと行ってみたいと思います。

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