タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

トマト

2022年07月09日 | 食いしん坊バンザイ

ボクは小さい頃からトマトが嫌いでした。どのくらい嫌いかというと、小中学校時代の同級生と4~5年おきに同級会が開かれるのですが、その時に必ず「八百政くんはトマトが嫌いだったよね」と酒席の話題に上るほど、ボクのトマト嫌いは同級生の間にも浸透していました。実は小学校5年生の時の担任のS先生が「給食を残すことを許さないタイプの教師」で、嫌いなトマトを無理矢理に食べさせられたボクは、みんなの前で…(以下省略。今なら人権問題で教育委員会から指導を受けるね、S先生)。

大学時代には家庭教師のアルバイトで中学生を教えていたのですが、バイト先の奥さんがいい人で、アパートで自炊生活だったボクに「週に2回のバイトの日はうちで息子と夕食を食べていきなさいよ」と言ってくれました。「ところで八百政くんは苦手な食べ物はある?」と最初のバイトの時に聞かれたので、「好き嫌いはほとんどないのですが生のトマトだけはダメです」と答えました。実際、オムライスやチキンライスなどのケチャップご飯は大好きだったし、火を通したトマトは平気だったんです。あっトマトジュースも大丈夫でした。まぁそれほど、生のトマトは嫌いで苦手だったのです。

バイト先の奥さんは「トマトは健康にいいのよ、食べなさい」と言って、ドリアやグラタンなどにトマトを入れボクに食べさせてくれました。ドリアもグラタンもピザも、ボクは学生時代の家庭教師のバイト先で人生で初めて食べました。懐かしい!

ボクの(生の)トマト嫌いは就職してからも結婚してからも同様で、「トマトは食べません」というのがずっとボクの信条(笑)でした。

ところがね。ボクは今、家庭菜園でトマトを作っているんですよ。上の写真は、今朝収穫したミニトマト(一部は中玉トマト)です。まぁほとんどは女房が食べるために作っているんですが、最近はボクもサラダの中に入った生のトマトは苦もなく食べられるようになりました。「大玉トマトまるごと」みたいなのは遠慮しますけどね。今のトマトは昔みたいに「青臭いイヤな感じ」がしませんから、食べやすくなったと思います。

夏が来て家庭菜園で採れたトマトが食卓に登場するようになると、ボクは小学校5年生の時の担任だったS先生と、学生時代の家庭教師のバイト先、国分寺のY歯科医院の奥さんのことを思い出すのです。

コメント
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