劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

3.11の今想うこと

2021-03-11 11:02:50 | 2020-2022 日記

長文になります。
私は寂しい高齢者、それからどうした♪
しかし、見る目と聞く耳は生きている。
ちょっと免疫力が下がっただけさ。
あ〜、どうしたどうした♪
💦

3.11。(さんテンいちいち)
連日メディアで流れる。見るたびに時間が逆流し、今でも安全神話が崩壊し続けていることに気付かされているのです。
人間の非力さよ。奢ることなかれと…。

10年前の東北大震災から4年後に熊本でも震度7を経験した。尚更、身に詰まる今日。
福島原発の爆発によりフルサトを失ったままの人が今でもいると聞く。
地球上から原発の廃止を!
帰れないとは…。
地図からフルサトが消えるとは…
そんな悲しいことや恐ろしいことを想像することができるだろうか。

想像力の欠如は不幸を招きますね。
私は悲観主義ではないが、全知全能の楽観主義でもないため、人間の無力さは理解できます。
その理解力は知識や情報量の大きさではなく、胸を張って劣等者特有の直感と想像力を働かせて行動してきたからでしょうか。

演劇に取り憑かれて42年になります。
夢や希望に生きる力を感じているにも関わらず、セリフで「もう、夢を見ないぞ!」と叫べば、言葉が生き返ることもあります。
叫ぶ、囁く、笑う、泣く、怒る、
そして沈黙。

この世は思いのままならない。
しかし、どうにか生きていたい。
「死んでたまるか」と思い続けています。
演劇を続けていきたいからです。

今、新型コロナは変異しつつ感染力を強めている。
私たちは社会の危機の中で生かされているのです。
政治や経済にチクショーという不屈の闘志はあります。
権威に対してヘラヘラ笑える技は身につきました。
お笑いではありません。
それは寺山修司さんをはじめ、アングラ演劇との出会いがあったからでしょう。

あたし…、あなた…。
個人と社会は無関係ではないよ。
まずは行動だ。
ナニガシがしたいというより、モヤモヤを吹き飛ばすクスリは行動だ。
人との出会いが生まれ、感動がある。

菌にも悪玉と善玉あり。
酵母菌を食べましょう。

上映会は明後日❗️
ゲストトークの寺山偏陸氏より味噌や武波動のお話が聞けそうですね。
テーマは「人間 寺山修司」となっています。
私には天才だとしか思えないから、人間を語っていただきます。
人間?…フリートークの醍醐味です。
演劇実験室「天井桟敷」の市街劇や海外公演など、テラヤマワールドと関わった人々のエピソードも期待できます。

あれやこれやの駄文をお許しください。
2021.3.11  
時速百キロのスピードで記す。

(注)デザインはサキと肥後丸.より