山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

あくまで個人的な感想です。

2010-07-12 22:08:22 | Weblog
今朝、未明、比例区も含めた参議院選挙の開票が終了しました。

全体的な議席数では民主党が改選前議席(54)から10もの議席を減らし44議席。
自民党がプラス13の51。みんなの党が10議席と民主党にとって厳しい結果となりました。

安定した政権運営をするためにも、非改選66議席と合わし、過半数である122議席の獲得、つまり今回の選挙において56以上の議席を獲得することが一つの目標であったことは間違いないところだと思います。

でも残念ながら、およびませんでした。

マスコミは「民主大敗」と書き立てます。
でも、本当にそうでしょうか?
確かに結果は負けです。

でも比例票では民主党(及びその候補者)が全国で1845万票を獲得し、2番手の自民党(1407万票)に大きく水をあけています。
議席が伸びなかったのは選挙制度の問題です。
衆議院選挙も含め、完全比例なども含めた選挙制度改革の必要性についても今後研究してまいります。

更にはいつも疑問に思わざるを得ない一票の格差の問題です。
大阪選挙区で61万7932票を集めた岡部さん(民主)は落選し、鳥取選挙区で15万8445を獲得した浜田さん(自民)は当選をしました。
違和感は拭えません。

現行制度において、参議院選挙における勝敗の鍵は全国に29ある1人区です。

今回の参議院選挙、1人区において、民主党は8勝-21敗と大きく負け越しました。
因みに07参議院選挙では民主党の23勝6敗(全体では民主60-自民37)。04参議院選挙では13勝14敗(全体では民主50-自民49)と、1人区の勝敗は全体の結果に直結しています。

参院選挙の鍵は1人区です。

ではなぜ民主党、特に小沢幹事長(当時)は2人区に二人擁立をしたのか?
その結果はどうだったか?

京都を含め、全国に2人区は10あります。
今回民主党はすべての選挙区において、2人の候補者を擁立しました。
結果、すべての選挙区において、1人当選、1人落選。
つまり、2人区はこれまで通りの民・自の指定席と、結果としてなりました。

共倒れはしなかったと同時に、議席独占もなりませんでした。

京都の結果を見てみると・・・
(当選)福山哲郎・民主・・・・37万4550
(当選)二ノ湯哲・自民・・・・30万8296
(落選)成宮まり子・共産・・・18万1691
(落選)中川たくや・みんな・・12万0262
(落選)河上みつえ・民主・・・9万4761
(落選)北川さとこ・幸福・・・1万1962

民主党が獲得した票数は、結果として、如何なる足し算、引き算、割り算をしても共倒れも、議席独占も出来ない票数でした。
民主党候補が獲得した票数は46万9311票。
厳しい世論の中ではありましたが、6年前の福山候補の獲得票数(48万4297)とは遜色ない結果を残しています。

他の2人区でも同様の結果が出ています。

あくまで想像ですが、河上候補が出馬をしていなければ、福山候補の票数は上積みされたでしょうが、その全て(河上候補が獲得した9万4761票)が積まれるとは思えません。
お互いが、それぞれに全力で頑張った結果であり、他党への流出を防ぐことにもなったことでしょう。
福山選対の引き締めにもなったでしょう。

2人区に候補者を2人擁立することは、政党として間違いではないという理論を今回の選挙は証明してくれました。

でも、私も選挙に立候補をしたことのある人間として言わせていただくならば、選挙に主場する勇気と覚悟は並大抵のものではありません。
人生を賭け、家族や、多くの友人を巻き込み、申し訳ないけど迷惑をかけ選挙戦を戦います。

今回奮闘した全ての同士に心より敬意とご慰労を申し上げたいと思います。


それではまた。


☆☆☆☆☆ 予算要望 ☆☆☆☆☆☆

民主・都みらい 平成22年度予算要望
民主・都みらい 平成21年度予算要望

☆☆☆☆ 動画で観る「山本ひろふみ」 ☆☆☆☆

2010年5月19日 「代表質問」 NEW!!
2010年3月10日 「市長総括質疑」
2009年3月11日 「市長総括質疑」
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2008年11月21日 「代表質問」
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2008年3月18日 「普通予算特別委員会(市長総括質疑)」
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2008年1月26日 未来の京都を創る会・総決起大会
2007年11月21日 「代表質問」
 Copyright (C) KYOTO CITY ASSEMBLY All Rights Reserved.
2007年5月15日 初登庁のニュース(KBS京都)
2007年3月1日インタビュー「立候補への道のり編」
2007年3月1日インタビュー「政策への提言編」
2007年3月3日オープニングビデオ
2007年2月21日朝の演説(向島駅)
2007年2月16日朝の演説(竹田駅)


☆☆☆☆ 記事で見る「山本ひろふみ」 ☆☆☆☆

2010年5月20日 京都新聞朝刊 NEW!!
2008年11月22日 毎日新聞朝刊
2008年2月15日 京都新聞 朝刊
2007年4月9日 京都新聞 夕刊
2007年3月17日 読売新聞 朝刊

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2 コメント

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おつかれさまでした (みほ)
2010-07-14 23:58:36
ともあれ、毎日爽やかな声でお疲れ様でした。
返信する
コメントありがとうございます。 (山本ひろふみ)
2010-07-16 16:25:39
みほさん。

コメントありがとうございます。
私の声を爽やかなんていってくれるのは、みほさんだけですよ・・・

今後ともよろしくお願いします。
子育て、頑張ってくださいね。

山本ひろふみ
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