山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

議会改革。

2011-07-16 20:33:19 | 議会報告
昨日、10時より、市会改革推進委員会が開催されました。

これは各会派の代表者が集まり議会改革について議論する場です。

昨日は特に、9月市会に向けて、早急に検討すべき6項目について議論をしました。
結論は、8月17日開催予定の次回委員会で出されますが、私たちの基本的な考え方も記させていただきます。

①「交渉会派」の基準について
現在、規則により、議会の運営を司る市会運営委員会などへの出席は5人以上の「交渉会派」に限られています。そのた、動議の申し入れ等運営上のいくつかの制約もあります。

私たちは基本的に、議会運営については、それなりの人数が所属する会派の代表者で行うことのほうがスムーズな運営が出来ると考えていますので、「交渉会派」の基準については現状維持と主張しました。
常任委員会などを通じて、決して少数会派の意見が反映されないということにはなりません。

②一人会派の取り扱いについて
「会派」を結成するか否かでは、政務調査費(月14万円)が受け取れるかどうか、また、登庁版に、会派の名前が記載されるかどうか・・・といくつかの違いがあります。
しかし、「会派」という以上、理念、政策的に志を同じくする複数が集まることが前提と考えていますので、一人会派は認めないというのが私たちの会派の考え方です。

③本会議における会派の発言順位について
現在、本会議で行われる代表質問(テレビで中継されるやつ)の質問順位は大会派順。
つまり、会派の構成員が多い順番になっています。現在は、自民党・共産党・民主都みらい・公明党の順番です。
この順番をローテーションなり、ドント方式などを用いるなどの内容が議論されました。

④本会議における一般質問(個人質問)の拡大について
現在、本会議場における質疑は基本的に代表質問、つまり、会派代表により、会派の意見を述べるということになっています。
これを代表ではなく、個人質問に拡大しようという議論です。
私たちの会派としては、その事を完全に否定するのではありませんが、質問の機会は常任委員会や、予算・決算の特別委員会などで充分補償されているので、特に拡大の必要はないと考えています。

⑤代表質問における非交渉会派の取り扱いについて
①の項目でも書きましたが、現在、代表質問は「交渉会派」にしか認められていません。
(この3年間は「交渉会派」しか存在しませんでしたが・・・)
これを拡大し、非交渉会派にも認めようという議論です。
私たちの会派としては、いずれの議員も公選を経て選ばれてきた議員であることから「交渉会派」「非交渉会派」に関わらず、代表質問を認めるべきとの立場です。

⑥会議録作成部数等の在り方の見直しによる議会費の経費削減について
現在、京都市会では毎議会ごとに140部の議事録を作成しています。(議事録は地方自治法により必ず作成することになっています)その年関係費は690万円。これを電子化したり、配布部数を削減することにより、経費削減できないかという議論をしました。
今後、明らかになる経費の詳細を見て、改めて議論をいたします。

と、まぁ、今、一生懸命、議会改革を推し進めています。


ところで、昨日、市会議長が辞任の意向を発表されました。
前代未聞の事態です。
ただ、私のところに入ってくる情報はマスコミを通じた情報のみ。
記者会見を聞いても真実が分かりません。
このことを受けて、来週、緊急の議員会も開かれます。
ただ、政治家がそのポストを辞任するというのは相当の理由が必要です。
疾しい事はないけど、迷惑をかけたと言う訳にはいきません。

とにかく、来週の議員会でもう少し突っ込んだ報告と、議論をします。


それではまた。


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