山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

神輿。

2006-10-15 23:37:13 | Weblog
皆さん、神輿って担いだことありますか?
私も今までは全くなかったんですけれど、去年のちょうど今頃、初めて担がしていただき、以降、かなりはまってます。

今日は私の実家が氏子である三栖神社のお祭りがありました。
三栖神社のお祭りは朝7時から神獅子巡行。午後2時から神輿巡行です。

神獅子は、雄、雌の二体あり、それを「アーラヨイヨイヨイ」の掛け声で、駆け足で各氏子町内を練り歩きます。
神獅子の入った家は、向こう一年間、家内安全になると言われ、神獅子に噛まれた人は向こう一年間、健康でいられるといわれ、みんなこぞって噛まれにきます。
小さい子どもは泣きじゃくりながら、無理やり噛まされます。
私も小さい頃は泣いていたのを少し思い出します。
神獅子の中には当然人が入っているわけなんですけど・・これがまたしんどい!!
中は半ば密室で暑くて、重くて、痛い、しかも駆け足。
私も中に入らせていただきましたが、もって10分でした。お恥ずかしい。

神輿巡行は本当に重たくて、大きくて、荘厳な神輿を時には台車に乗せ引き、時には担ぎ、時には差し上げ(手を伸ばして持ち上げる)て、同じく氏子町内を練り歩きます。
神輿には三栖神社の神様が乗っているとされ、神様が年に一度だけ氏子町内を一周してくださるというありがたい行事です。
神輿は約50人位の人で入れ替わりながら担ぐのですが、その30人が息のあった瞬間、神輿は本当に生き物のようにさえ見えます。
みなの「ホイット、ホイット」の掛け声、しゃんしゃんとなるナリカン、鈴。
担ぎ手は日常の全てを忘れ、時には痛みにも耐えながら、声を出し、汗を流し力いっぱい担ぐ。
終わった後の爽快感や一体感、また終わってしまったという寂しさは私を虜にするには充分です。

参加した皆様、お疲れ様でした。
またどこかでお会いできるといいですね。