【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

【京都国際会館】特別見学会 Vol.1

2023-11-06 | 建物巡り
先日、【京都国際会館の特別見学会】に申込み、
抽選の結果、当選通知が届いたので
日帰りで参加してきました。

場所は、京都市左京区宝ヶ池。

京都の地下鉄 烏丸線「国際会館」駅で下車し、
歩道を少し歩くと
見えてきました!↓

【 京都国際会館 】です。

この見学会は、
今年で2回目の開催となる『京都モダン建築祭』との
コラボ企画として実施されたもので

その名も、
「国際会館見学ツアー≪特製モーニング付き≫
~来て、見て、歩いて、味わって ICC Kyoto Morning Tour~」

普段、一般公開がされていない場所にも
特別に入ることが出来る!という超レアな体験が満載の
見学会なのです。


【京都国際会館】は、
日本で最初の国立の会議施設として
昭和41年5月21日に開業。


設計は、大谷幸夫(おおたに さちお)

建築コンペ(建築設計競技)により
応募作品195点の中から選ばれたそうで、

大谷幸夫が39歳の時に
この建物を設計した、というから驚きです!


私は幼少期の頃、宝ヶ池公園からこの建物を
見たことがあり

巨大、黒い、池に浮かんでいる(角度によってそう見える)
ということから

「宇宙戦艦みたいだなぁ…!」と、
子ども心に強烈なインパクトを残した建物だったのです。

もちろん当時、一般人は立ち入り禁止だったので
ますます
神秘性が増したのは言うまでもありません。

そんな建物に、入ることが出来るなんて…!
しかも、非公開の場所にも案内してもらえるとは…!

これはもう、張り切って見に行くしかない!(笑)

で、
当日、集合時間よりも早く到着したので
まずは建物周りを散策。

外観から凄い!↓


こんなに近くで見ることが出来るとは…!


この構造、どうなっているの?と
思わせる建物です。↓


正面玄関前から振り向くと
ザ・プリンス京都宝ヶ池 ↓


集合時間前でしたが、
スタッフの方が、受付前の場所ならどうぞ、と
中へ入れてもらいました。

この受付前の場所には、

【京都国際会館】で過去に行われた
重要な国際会議の紹介が展示されていました。↓


「京都議定書」の
採択時に使用された木槌 ↓


2021年、ノーベル物理学賞を受賞された
真鍋淑郎(まなべ・しゅくろう)氏の紹介も ↓


真鍋さんは、
大気と海洋を結合した物質の循環モデルを提唱し、
二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響する、
という予測モデルを世界に先駆けて発表しました。


これが直筆原稿です! ↓


地球温暖化が危惧されていますが
こうして研究発表されたことが
今後の地球を守る、ことに繋がるのだと思います。
……

集合時間になりました。
受付を済ませて…

と、
何っ?!この空間…!↓

近未来のようにも思え
もう、気分は宇宙戦艦ヤマトですよ(笑)

さらば地球よ…
手を振って見送ってくれる人はいませんが
笑顔で歩いていきます(笑)

では、続きは次回に。