【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

サイエンスZERO

2008-11-15 | 釣り関連
釣り番組ではないけれど、昨日再放送で『サイエンスZERO』という
テレビ番組を見た。
タイトルは【サケの生態の謎を解き明かせ】
番組では、サケの数が減り、かつ高齢化していると現状を紹介。
サケの鱗(うろこ)で年齢が分かるといい、
以前は4年で戻っていていたサケが
5年になって戻っているという。
さらに、“なぜサケは生まれた川に戻ることができるのか?”
という疑問についても研究発表を紹介。
サケが戻ってこれるのは、“川の水に含まれるアミノ酸の組成の違い”を
認識しているからだそうだ。
面白いし、不思議。

実験でも、生まれた川と別の川とを仕切った水路を2つ作り
サケを放して泳がせると、生まれた川へ泳いでいった。
そして、サケの頭の中にある耳石(じせき)には
川の水温の変化も、年輪のような形で記録されているのだという。
間違いなく、確実に故郷の川へ戻るそうだ。

そうすると…
ヤマメがサクラマスに、アマゴがサツキマスとなって海から戻ってくるのも
それと同じなんだろうか?
アマゴの中には、海へ行くまでに「やっぱり無理!やめたやめたぁ!」って
途中で海へ行くのをやめてしまう、通称“戻り”“サボリ”なんていう
「シラメ」がいるけれど
そういう魚はサケの中にはいないんだろうか?
もしいたとしても、弱肉強食の世界だからきっと食べられてしまうのかも
しれないなぁ…
それにしても、魚の世界は見えないだけに不思議でいっぱいだ(^_^)