山多クラフト James ブログ

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ステンレス鋼線2mmの壁(輪を作る)

2021-11-03 | ワイヤー曲げツール

ステンレス鋼線の2mmをペンチやプライヤーで曲げようとすると

手が痛くなるか、プライヤーが壊れるかと思うくらいしならないですか?

先日は2mmの鋼線をRに曲げることに成功しましたが・・

良く見る輪の形を作るにはどうしたらいいのか?

また動画サイトを参考に、いかに安く単純な構造で曲げられるかを検証してみました。

ワイヤーを抑える仕組みを参考にさせてもらいましたが

大掛かりな装置でしたので今日のベンダーの構造自体はオリジナルです。

目標は200円以内・・おやつは300円まで!みたいなノリで今日も作ってみました。

 

 

またM16ボルトを使います。

今回はピンは1本です、位置決めの為の穴を開けた所です。

 

 

穴の次はボルトに切れ込みを入れて行きます

 

 

 

久しぶりにエアーソーの刃を交換しました。

 

 

 

ボルトはこんな感じに切り取りました。

 

 

 

横から見たところ

 

 

 

切り取って浅くなった4mmのピン穴を更に深くして、もう一か所

横方向からの穴もあけます(タップで5Mのネジを切るため)

 

 

 

M16ボルトの穴に4mmのピンを押し込んだら

横方向のネジを切った穴に5Mのステンボルトを入れます。

 

 

 

2mmのステン鋼線を抑えるためのボルトです。

 

 

 

ナットにもボルトを取り付けて、このベンダーは完成。

 

 

 

万力にボルトベンダーを挟んで実際に曲げていきます。

2mmの鋼線ワイヤーの端をボルトで固定。

 

 

最初にまず曲がるか心配でしたが大丈夫でした。

 

 

 

ある程度曲がったら再度クランプ場所を変えて曲げて行きます。

 

 

 

1周したところで次のベンダーへバトンタッチ。

 

 

 

前回のベンダーにセットしたら丁度よい位置まで曲げます。

輪っか用のピン位置にした専用のベンダーを作った方がいいね・・

 

 

ピンがR曲げ用なのでセンターが少しズレましたがOKでしょう!

 

 

 

O(オー)ベンダー?、○(丸)ベンダー?、輪っかベンダー?

 

途中でドリル刃とタップが折れて今回は赤字(200円縛り)ですが

2mmの鋼線の輪が楽に曲げられただけでもチャレンジした甲斐がありました。

まだ耐久性の検証とかピンの間隔の調整がありますが

輪が思ったように曲げることが出来たので良かったです。

2mmのステンレス鋼線を手の痛みなく曲げれるベンダー・・最高です。

 

 

※追記・・課題が出来ました!ピンとボルトの耐久性に難あり。

 

ステンレスの4mmピンと5Mのステンボルトが2mmの鋼線ワイヤーで削れてしまい

輪を2,3本作るとクランプ出来ずに滑るようになりました。

どちらも押さえている部分が変形したり削れたりしてワイヤーを固定出来なくなりました。

ピンを交換してボルトの頭をベルトサンダーで擦れば固定できるようになりますが

数を作りたい場合には向いていないということが判明しました。

やはり2mmの鋼線は一筋縄ではいかないという事ですね・・

 

新たに首曲げ専用ベンダー(左)を作りました。

 

 

 

輪が出来たワイヤーをセット・・

 

 

 

ピンに当てたら適当な位置まで曲げます。

 

 

 

2mmの鋼線の輪が完成。

 

 

 

2個でワンセットのベンダー

メンテナンスというか調整が必要になるので万力のようなもので固定する方法が良いですね。

4mmのステンレスのピンは打ち込んであるだけなのでペンチで頑張れば抜けます。

 

 

 

 

 

 

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