山多クラフト James ブログ

JAMESの・・海と空と仲間達

※山多クラフトは趣味の倶楽部みたいなものです^^実在する会社ではありません。

こんな感じで貼ります・・参考までに

2013-04-13 | ホログラム ホットスタンプ

熱転写タイプのホログラムフィルム・・

市販されているミノーやメタルジグでは当たり前のように貼られているのですが

どうやって貼るのだろうと疑問に思われた方もいるのではないでしょうか!

平らな面にはアップダウンタイプの機械で

曲面の大きなミノーなどではローラータイプといわれるホットスタンプで貼るのが一般的な貼り方のようです。

どんな機械?って思われた方はナビタスというメーカーで検索してください!

大手のメーカーさんでもホットスタンプの設備を持っていないところでは

専門業者さんへ外注されると聞いたことがあります・・

Jも前々から自分のジグにホログラムを貼りたいと考えていて、昨年の秋から試行錯誤!

手動式の機械を入手、それをなんとか改良して小さなサイズのジグに貼ってみました!

売られているルアーのように綺麗には貼ることはできませんでしたが・・

個人で使う分には十分なレベル!!

アピール効果はこれで得られるかと^^♪

 

ホットスタンプの機械は なんとかなりましたが、やはりホログラムフィルムの入手が困難で

取引先の業者さんに無理をいって

今回、少しだけサンプル品を分けてもらい、なんとか貼った次第です。

少量ですが念願の山多ジグホロバージョンが出来たという訳です。

 

やはりコストや設備の面で転写ホログラムを一般の人が使うには問題がありありで

まずホログラムフィルムが入手困難、出来ても最低ロッド単価が高額、安価で専用の機械が無いなどなど^^;

転写フィルムも用途別に選ばないといけないようです!

溶剤や塗料に弱いものもあるので使用目的に合わないものを選んでしまうと

購入できても数万円(片手以上)が無駄になるってことです><

パターン別に小売りしてくれるところがあればいいのですが・・皆無!

因みに最低ロッドは122m×60㎝ 1ロールのようです。

 

 

 

今回Jが使った手動式のホットスタンプです・・参考までに

 

 

普通にショッピングサイトかオークションサイトで手に入るホットスタンプの機械です

因みに価格は3万円前後、チャイナ製品。

 

 

 

予熱は30~40分程

 

 

 

業者さんの協力のもと、入手したホログラムフィルム(クルツのマグマホロというもの)

左側、裏面には糊がついているそうです・・

 

 

 

中央の白い部分がホログラムを貼るために必要な重要パーツ!

ここが自作で試行錯誤した部分。

 

 

 

下のスライド台座にはシリコンラバー・・ここも意外と重要かな^^;

 

 

 

予熱開始から30分ほど 

金属の一番熱い部分でこんな温度ですが・・

 

 

 

ホログラムフィルムの当たる部分は低い温度です、一瞬なら触っても大丈夫そう・・熱いけどね。

 

 

 

山多ジグは事前に処理してあります、少し前に書いたブログ参照。

Jはスライド式の台座のシリコンに置きますが・・

通常ならブリッジといってワイヤー部分に台を置いて橋のようにジグを乗せるようです。

 

 

フィルムをジグに乗せてセット

 

 

 

上部より加熱したシリコンパッド、ホログラム、メタルジグ、台座のシリコンパッドって感じの画像。

 

 

 

こんな感じで数秒間プレス・・5~10秒ぐらい。

業務用のナビタスとかなら200度ぐらいの温度設定で1~2秒ぐらいかな?

 

 

 

ジグはシリコンにめり込んでいますが大丈夫

フィルムをペリペリと剥がすと・・

 

 

 

ジグにホログラムが転写されました。

32RはRがきついので、背中にはシワがどうしても入ります・・

ローラータイプならその問題は解決できるのですが、メタルジグならこのアップダウンタイプで十分。

 

 

 

こんな感じで片面づつ貼って完了!良い感じです。

 

 

 

塗装部分は省きますが・・この間のブログの完成画像となるわけです。

 

 

 

細かな部分は端折ってますが・・

アップダウン手動タイプによるホログラムの貼り方でした。

ホットスタンプの機械は箔を貼るためのものですが、そのままではルアーやジグなどには使用できません

元々は革細工の焼印や紙や皮に箔を熱転写するものです!

Jはこの機械をルアーやジグ用に一部改造(改良)しました・・

もし購入されても そのままではルアーやジグには使用できないのであしからず。

 

 

 

最終納期まで1ヵ月、日々仕事に追われる毎日です・・

海のブログもなかなか書けません!いや釣りに行けません><

なのでこんなブログでごめんなさい・・ではまた逢う日まで James

 

 

※ 追記

転写面が平らで、シンプルな形のものであれば樹脂ミノーも貼れました。

転写する面が円いもの、複雑な形などはアップダウンタイプでは貼れません・・無理

因みにこの機械の転写用のパッドサイズの最大幅は90mm

 

自作したパットだと転写する面が平らなら

ローラータイプと同じぐらい追い込んでホロを貼れ(シワあり)ますが・・

業務用ホットスタンプのシリコンパットでは ここまで貼れなかった気がします・・

探したことが無いので、本当は貼れるものもあるかもしれませんが?

以前、使ったことのある機械では無理でした。

 

プライベートで熱転写ホロって・・贅沢なのかもね^^♪

 

 

※ 追記 簡易ホログラム熱転写 (アイロン改造)

アイロンに食品用耐熱シリコンを取り付けて作ったホロ貼り機の記事です。

2015年10月現在、上記のホットスタンプの機械の値段も上がり4万円前後

それにシリコンパッドなどを作る耐熱シリコンが必要になります・・

この機械の後にもっと簡単に安く作れないものかと考え

スチーム無しのアイロン(Panasonic  NI-A66-K )を使い

製作費用を7000円程度まで抑えることができました。

更にアイロンの方が早く高温になるため作業時間も短縮(予備熱も5分程度)

シリコンパッドの表面温度も100℃まで上がり使いやすくなりました!

手持ちの為、シリコンパッドの面が自由に動かせるので

ルアーなどの丸く曲面の大きい物でも貼れるようになったこともメリットの一つです。

 

PCからでしたらブログのカテゴリー「簡易ホログラム熱転写」に

アイロンを改造したホットスタンプの作り方を載せています

参考までに・・

 

 

 

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