ベンダーのテスト曲げで作ったワイヤーが溜まったので、メタルジグの鋳造をしました。
中には長すぎたり足りなかったりするワイヤーもありましたが
20本ほど流すことが出来ました。
気温が下がってコンロの前で鋳造作業するには良い時期ですが
外気の温度に溶けた鉛の温度が影響をうけますね。
ガスコンロのカセットガスが少なくなると、溶けた鉛の流動性がなくなります・・
オリジグの32Rは久しぶりの鋳造でしたが、耐熱シリコン型はまだ大丈夫でした。
(※カテゴリーの鋳造で昔のブログを見たら2011年9月に作ったシリコン型でした)
32Rはかなりのショットを作ったけどまだ使えそうです。
壊さないようにとベビーパウダーを塗布しながら使っているからかも。
遅くなると傘マークが付いていたので午後一で準備。
今回はひけが出たので、何度か印字合金に鉛を足したりしながら調整。
10年ぐらい前の今頃は回遊魚をよく追って海岸を走った事を思い出します。
火を止めると直ぐに鉛が動かなくなりますね・・真夏に作るよりはマシですが。
印字合金を使うようになってから強度は増しましたが、重さが少し軽くなりました。
ジグのブランク完成。
追記・・翌日の作業ですがこちらに載せておきます。
エアールーターを使った「バリ取り作業」です。
合わせ目やゲート口の跡を消す作業です。
画像のようなエアールーターと空研用サンドペーパーを使います。
鋳造したままのブランク。
ルーターで加工後のジグのブランク。
ペーパーは上下を巻き替えて1本で2回使用できます。
中にはワイヤーが露出した物とか・・
アイがズレた物も見つかります・・
鋳つぶして、溶けた鉛からワイヤーを拾って、もう一度鉛を流せばOK。
18本のブランクが出来ました。
※素手での作業は絶対にやめましょう!
金属アレルギーが無い人でも重金属を削る作業は危ないので
防塵マスクや手を守る物の装着は必須です。
素手で鉛の粉を触るのも危険です。
鋳造時の高温になる鉛の扱いも注意が必要です!
十分に安全を確保したうえで作業しましょう。
屋外での作業なら換気はOKですが、必ず屋根のある場所で(水が入ることは危険)
Jも何度か鍋の鉛が飛び散った事があります、危険です。
室内なら換気は当然ですが、防毒マスクをしましょう。