山多クラフト James ブログ

JAMESの・・海と空と仲間達

※山多クラフトは趣味の倶楽部みたいなものです^^実在する会社ではありません。

真空脱泡機を試してみました。

2021-11-05 | 真空脱泡

以前、購入して放置していた真空ポンプと真空容器で真空脱泡を試してみました。

前に熱転写用のアイロンシリコンを作り直そうとそのままにしていたので

今回は食品用シリコンの脱泡をして見ることに・・

 

 

Amazonで購入した7000円台の真空ポンプ。

 

 

 

BACの真空容器

 

 

 

 

まずはポンプにOILを入れる準備、最初はOILは入っていません。

 

 

 

規定値までオイルを入れます、OILはついていましたが国産メーカーのを入れました。

 

 

 

ポンプにホースを繋げます、このポンプは1/4が画像の取り付け位置にあります。

 

 

 

ホースを容器へ繋いで締め込んだら気密漏れが無いか実際にポンプを作動させてみます。

 

 

 

試運転で全然真空にならずに原因を捜すのに手間取りました・・

まずこのゲージの中途半端な位置が問題でガラス蓋のシリコンがちゃんと中央に来ません

 

 

ゲージを蓋に干渉しないように位置を逆さまにしましたが・・

画像のようにゲージの針がこの位置から止まったまま?

ホースを外して指が吸いつくか試しても、ポンプには異常が無く吸引はしていました。

 

ゲージからのエアーの吸い込みも無いので、一番怪しそうな容器と蓋の気密を確認

蓋を強く上から押さえてみたらようやく針が動き始めます!

容器のステンレスの仕上げもかなり荒いのでピッタリとはいかないみたい。

 

 

ガラス蓋のシリコンとステンレス容器の密着が悪かったようです。

ガラスも厚く、かなりの重さもあるのですが上から少し押さえが必要でした。

原因がわかったので、シリコンを流す準備を先にしてから脱泡です。

 

 

良いサイズのトレーが無かったので看板用のボードを切り出します。

 

 

ブロックで枠を組んで、裏面に両面テープ

 

 

 

ボードに枠を貼り付けたら、盤面の水平を出して・・

 

 

 

食品用シリコンの離型剤は100均のリップクリームを使います。

 

 

 

盤面とブロックに指で塗り塗りしておきます。

 

 

シリコンの厚みは化粧ナット。

 

 

 

ナットの部分のシリコンは無くなりますがそんなに大きなものは転写しないので・・

 

 

 

シリコンの硬化剤の配合を見直します。

食品用シリコン使ったの・・何年前だったか?

 

 

このシリコン自体が使えるかどうかは分かりませんが、とりあえずチャレンジ。

容器を引くと400gのシリコン

 

 

生きていた方の硬化剤も分量の割合だけ投入。100gに対して5g×4倍

 

 

 

良く撹拌しましたから、シリコン内に気泡が凄いです。

 

 

 

真空でシリコンがモコモコとしてきます・・

ペットボトルの高さが足りず、大きな気泡になるまで立ち上れません!

何度もバルブを開放しながら気泡を抜きますが・・

なかなか気泡が消えません、次回はもう少し容器を大きくするか

シリコンを分けて脱泡するかですね。

 

やはり粘度が高いのでなかなか気泡が抜けなくて時間が掛かります。

 

 

 

なんとかここまで抜けたので今回は妥協しました。

 

 

 

もう気泡を入れたくないのでドバっと流しちゃいます?

この行為が良いか悪いかは不明ですが。

 

 

シリコンが足りずに穴まで上がって来ません・・

 

 

 

急遽追加で脱泡しています!

100gの追加ですが、このくらいの量なら気泡も早く抜けました。

粘度の高いシリコンなら1度に200gぐらいが良いかもしれませんね。

真空中はシリコンが容器一杯まで膨張してきます、100gでそれですから

400gを一気に抜くには無理があったようです。

 

+100gで、なんとか穴の上までシリコンが到達!

 

 

 

ヘラでシリコンを均して、余分なシリコンは除去(ほんの少し)

 

 

 

ネジ穴にシリコンが入るのを防ぐためにもう一度ネジを取り付け。

後はシリコンが固まればいいのだけど!

ブログの過去記事で調べたら8年前のシリコンでした・・

古いので固まらないかもしれません!

固まったらラッキー程度に思っています。

硬化まで、前は1週間ぐらい掛かったかな?覚えてないや・・

 

コメント
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