トノヲシテにそった生き方。これが、高天原にまします神々の御意志です。
素直にトノヲシテを受け入れる生活を実践していくことで、世の中は必ず良くなります。
一言でトノヲシテ、と言っても内容は様々です。 その考えの基本の一部は明治の教育勅語として教訓化されたものとも共通します。
もちろん、教育勅語に関してはとらえ方において真っ向から対立している意見もあります。
以下のリンク先で確認できます。
「教育勅語」が再評価の動き どういう内容だった?/早稲田塾講師 坂東太郎のよくわかる時事用語
http://thepage.jp/detail/20140425-00000015-wordleaf
教育勅語はどこがダメか
http://vergil.hateblo.jp/entry/20140507/1399469208
現代語訳です。http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/443.html
>私(明治天皇)が思うに我が皇室の御先祖様が国をお始めになったのは、遥か昔のことであり、その恩徳は深く厚いものです。
我が臣民は忠と孝を守り、万人が心を一つにしてこれまでその美をなしてきましたが、これこそ我が国の最も優れたところであり、教育の根本も実にこの点にあります。
あなたたち臣民は父母に孝行し、兄弟は仲良くし、夫婦は協力し合い、友人は信じ合い、人には恭しく、自分は慎ましくして、広く人々を愛し、学問を修め、仕事を習い、知能を伸ばし、徳行・能力を磨き、進んで公共の利益に奉仕し、世の中のために尽くし、常に憲法を重んじ、法律を守り、もし国家に危険が迫れば忠義と勇気をもって国家のために働き、天下に比類なき皇国の運命を助けるようにしなければなりません。
このようなことは、ただあなたたちが私の忠実で良い臣民であるだけではなく、あなたたちの祖先の昔から伝わる伝統を表すものでもあります。
このような道は実に我が皇室の御先祖様がおのこしになった教訓であり、子孫臣民が共に守らなければならないもので、今も昔も変わらず、国内だけではなく外国においても理に逆らうことはありません。
私はあなたたち臣民と共に心に銘記して忘れず守りますし、皆一致してその徳の道を歩んでいくことを切に願っています。<
トノヲシテと共通する教育勅語の徳目は明らかに国常立命の流れをくむ豊受大神、天照大神の御教えの一部であり、ホツマを知るものであれば、勅語の冒頭部分は、全く問題ないものといえます。
上記現代語訳のサイトでは、直後に記された徳目を12に分類しています。
① 爾臣民 父母ニ孝ニ 孝行 親に孝養を尽くす
② 兄弟ニ友ニ 友愛 兄弟・姉妹は仲良くする
③ 夫婦相和シ 夫婦の和 夫婦はいつも仲睦まじくする
④ 朋友相信シ 朋友の信 友達は互いに信じ合う
⑤ 恭倹己レヲ持シ 謙遜 常に慎み深く奢ることなかれ
⑥ 博愛衆ニ及ホシ 博愛 全ての人々をあまねく愛する
⑦ 学ヲ修メ 業ヲ習ヒ 修学習業 勉学に励み職業に精進する
⑧ 以テ 智能ヲ啓発シ 智能啓発 知識を養い才能を切り開く
⑨ 徳器ヲ成就シ 徳器成就 徳を養い人格を磨く
⑩ 進テ 公益ヲ広メ 世務ヲ開キ 公益成務 進んで公益を広め世の為に働き
⑪ 常ニ 国憲ヲ重シ 国法ニ遵ヒ 遵法 国の定めた法律を重視し遵守する
⑫ 一旦緩急アレハ 義勇公ニ奉シ 義勇奉公 万一非常事態に至れば、正義と勇気の心をもって公の為に尽くす
結 以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ 以上を以て、天地に窮まる事なき皇国の命運を助ける翼となる
12番目が、いわば瓊(と)=トノヲシテと鉾(ほこ)の道、トホコノリといわれるもののうち、ト=国祖よりの教えを教え諭して、それでも逆らって従わない者は綻(矛)ろばすという、イサナギ、イサナミの二神以来の統治原理の内の矛(ほこ)にあたる部分です。
国が、国民が最大限追求すべきはもちろん1から11までの徳目であり、12をメインとした考えではないことがわかります。
全世界で、民族国家が形成され、権益を求めて肥大化した欧米の帝国主義列強の台頭のもと、国家意識が高まった時期におけるやむを得ざる対抗手段として軍備を持たざるを得ませんでした。もちろん現代でも、一定の必要はあります。
瓊と矛が区別されず、瓊矛(ぬほこ)として一体化され、瓊が国常立命のトノヲシテであることがかき消された記紀を基にする国家神道は、明治以降、矛の思想に偏りすぎてしまいました。
ホツマに記されているように、高天原の神々のお考えに基づけば、比重はあくまで、瓊(トノヲシテ)の方におかれているのです。
天照大神の時代にも、ハタレとの戦いなどはありましたが、あくまで、教え諭すことに重点が置かれ、戦いの後には理想の国をつくることができたのです。
この点をはき違えてしまっている方が、神道を奉ずる人々の中にも多い、ということは改まっていくべきことなのです。
素直にトノヲシテを受け入れる生活を実践していくことで、世の中は必ず良くなります。
一言でトノヲシテ、と言っても内容は様々です。 その考えの基本の一部は明治の教育勅語として教訓化されたものとも共通します。
もちろん、教育勅語に関してはとらえ方において真っ向から対立している意見もあります。
以下のリンク先で確認できます。
「教育勅語」が再評価の動き どういう内容だった?/早稲田塾講師 坂東太郎のよくわかる時事用語
http://thepage.jp/detail/20140425-00000015-wordleaf
教育勅語はどこがダメか
http://vergil.hateblo.jp/entry/20140507/1399469208
現代語訳です。http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/443.html
>私(明治天皇)が思うに我が皇室の御先祖様が国をお始めになったのは、遥か昔のことであり、その恩徳は深く厚いものです。
我が臣民は忠と孝を守り、万人が心を一つにしてこれまでその美をなしてきましたが、これこそ我が国の最も優れたところであり、教育の根本も実にこの点にあります。
あなたたち臣民は父母に孝行し、兄弟は仲良くし、夫婦は協力し合い、友人は信じ合い、人には恭しく、自分は慎ましくして、広く人々を愛し、学問を修め、仕事を習い、知能を伸ばし、徳行・能力を磨き、進んで公共の利益に奉仕し、世の中のために尽くし、常に憲法を重んじ、法律を守り、もし国家に危険が迫れば忠義と勇気をもって国家のために働き、天下に比類なき皇国の運命を助けるようにしなければなりません。
このようなことは、ただあなたたちが私の忠実で良い臣民であるだけではなく、あなたたちの祖先の昔から伝わる伝統を表すものでもあります。
このような道は実に我が皇室の御先祖様がおのこしになった教訓であり、子孫臣民が共に守らなければならないもので、今も昔も変わらず、国内だけではなく外国においても理に逆らうことはありません。
私はあなたたち臣民と共に心に銘記して忘れず守りますし、皆一致してその徳の道を歩んでいくことを切に願っています。<
トノヲシテと共通する教育勅語の徳目は明らかに国常立命の流れをくむ豊受大神、天照大神の御教えの一部であり、ホツマを知るものであれば、勅語の冒頭部分は、全く問題ないものといえます。
上記現代語訳のサイトでは、直後に記された徳目を12に分類しています。
① 爾臣民 父母ニ孝ニ 孝行 親に孝養を尽くす
② 兄弟ニ友ニ 友愛 兄弟・姉妹は仲良くする
③ 夫婦相和シ 夫婦の和 夫婦はいつも仲睦まじくする
④ 朋友相信シ 朋友の信 友達は互いに信じ合う
⑤ 恭倹己レヲ持シ 謙遜 常に慎み深く奢ることなかれ
⑥ 博愛衆ニ及ホシ 博愛 全ての人々をあまねく愛する
⑦ 学ヲ修メ 業ヲ習ヒ 修学習業 勉学に励み職業に精進する
⑧ 以テ 智能ヲ啓発シ 智能啓発 知識を養い才能を切り開く
⑨ 徳器ヲ成就シ 徳器成就 徳を養い人格を磨く
⑩ 進テ 公益ヲ広メ 世務ヲ開キ 公益成務 進んで公益を広め世の為に働き
⑪ 常ニ 国憲ヲ重シ 国法ニ遵ヒ 遵法 国の定めた法律を重視し遵守する
⑫ 一旦緩急アレハ 義勇公ニ奉シ 義勇奉公 万一非常事態に至れば、正義と勇気の心をもって公の為に尽くす
結 以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ 以上を以て、天地に窮まる事なき皇国の命運を助ける翼となる
12番目が、いわば瓊(と)=トノヲシテと鉾(ほこ)の道、トホコノリといわれるもののうち、ト=国祖よりの教えを教え諭して、それでも逆らって従わない者は綻(矛)ろばすという、イサナギ、イサナミの二神以来の統治原理の内の矛(ほこ)にあたる部分です。
国が、国民が最大限追求すべきはもちろん1から11までの徳目であり、12をメインとした考えではないことがわかります。
全世界で、民族国家が形成され、権益を求めて肥大化した欧米の帝国主義列強の台頭のもと、国家意識が高まった時期におけるやむを得ざる対抗手段として軍備を持たざるを得ませんでした。もちろん現代でも、一定の必要はあります。
瓊と矛が区別されず、瓊矛(ぬほこ)として一体化され、瓊が国常立命のトノヲシテであることがかき消された記紀を基にする国家神道は、明治以降、矛の思想に偏りすぎてしまいました。
ホツマに記されているように、高天原の神々のお考えに基づけば、比重はあくまで、瓊(トノヲシテ)の方におかれているのです。
天照大神の時代にも、ハタレとの戦いなどはありましたが、あくまで、教え諭すことに重点が置かれ、戦いの後には理想の国をつくることができたのです。
この点をはき違えてしまっている方が、神道を奉ずる人々の中にも多い、ということは改まっていくべきことなのです。