八上白兎神社Ⅱと全国神話伝承他

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旧暦3月21日 六甲山名由来の日

2016-04-27 18:17:00 | 瀬織津姫
 このブログの読者の皆さんにはすぐに理解していただけますが、 六甲山は、瀬織津姫のまたの御名である向か津姫が山名の由来です。
 
 瀬織津姫が宮中で、天照大神の正式な皇后となられて、天疎日に向か津姫(あまさがるひにむかつひめ)=天照大神の御前にいらして相い真向かう姫の御名を頂戴されたわけです。

 今回、瀬織津姫との対話、というたいへんなお仕事をさせていただき、その御名を賜られた記念すべき日が、旧暦の3月21日であることを教えてくださいました。実はこのことは、六甲比命神社で、古くから伝わる縁日の由来をお聞きしたことから判明したことです。六甲比命神社では、3月21日は特別な日で、その日にお参りすると百日詣りするのと同じくらい御利益がある、と言い伝えがあることを六甲比命講の柿田さんご夫妻からお聞きしておりました。
 今年平成28年の新暦では、4月27日に当たります。
 
  皆さん、各地で、瀬織津姫を称えましょう!
 この日は言い換えれば、六甲山の山名由来の記念すべき日です。 


  



災厄からご守護される高天原の神々

2016-04-10 19:52:00 | ノンジャンル
 所感
 
 国常立命の八御子神であるトホカミヱヒタメの中のトの神の系統と考えられる瀬織津姫は、日本神界=高天原の神々の御系統の神であり、国常立命に始まり、豊受大神・天照大神の御教えである、トノヲシテを日本の統治の基本とされるお考えをお持ちです。
 トノヲシテの考えでは、和す(やわす)・尽くすが核心であり、人々が平和に生活できることを日本の神々は一致して願われています。 
 高天原の神々は日々、様々な災害・災厄から人々をお守りされる、という尊いお役目を担っていらっしゃるわけです。国家間の諸問題に関してもお働きをなされているように思います。
 人々を不安に陥れるような予言も、行いもなされないと思います。このことをしっかりと押さえておく必要があります。
 このことは以前の記事にも記しました。http://white.ap.teacup.com/hakuto/2264.html 
 
 豊受大神・天照大神・瀬織津姫をはじめとする日本神界の神々は、災厄を可能な限り取り除こうとされています。
 ですから私たちは大難を小難に、小難を無難になさっている日本の神々に感謝することが大切です。 
 したがってさまざまな事象や天災が神罰や祟りであるかのように解釈するのは完全な誤り、と考えて差し支えないと確信しています。
 
 3次元の世界においては、人々の行動はそれぞれの自由意思に任されてはいますが、因果律はあります。
 人の道からそれた嘘・偽りや悪行に対して起こる現象は、神罰が全くないわけではありませんが、ほぼすべては因果律に基づく自業自得、身から出たさび、のようなものとして起こるものと判断すべきでしょう。
 けれども時として、あまりにその悪行が著しい場合には、生前のみならず、死後にも裁きが続くこともあるように思います。