八上白兎神社Ⅱと全国神話伝承他

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

丹後 瀬織津姫神社参拝

2009-11-24 13:44:00 | ノンジャンル
 筆者はこの連休中、丹後の瀬織津姫を祀る神社全てを参拝してきました。ついでに、筆者の崇敬する元伊勢の神社参拝も交えました。
 先ず、天橋立の真名井神社からスタートです。
 ここは皆さんご存知の豊受大神を祀る古いお社で、ミズハノメノ神も祀っています。このお社の真西に、京丹後市大宮町の大宮賣(おおみやめ)神社、同峰山町、外宮の元宮=比沼麻奈為(ひぬまない)神社、久次嶽山腹の大饗(おおみあえ)石、久次嶽山頂大神杜(おおかみのもり)が全て一直線上に並びます。
 籠神社に参拝し、いよいよ、瀬織津姫の名で祀られている神社参拝へと出発しました。

以下は参拝した神社です。(※は瀬織津姫とは直接の関連はありません。)

 水無月神社 与謝野町岩滝 板列神社境内社
 水無月神社 与謝野町弓木
 大川神社  舞鶴市大川 ミズハノメノカミ  詳細はこちらへ
http://www.geocities.jp/k_saito_site/doc/tango/ookawajj.html
 
 熊野神社
 日前神社
 滝原神社
 荒祭社  以上 元伊勢内宮皇大神社の境内社 福知山市大江町内宮
 詳細はこちら
http://blogs.dion.ne.jp/yakamihakuto/archives/6657498.html
その末社の持つ意味は、特に日前神宮の祭神を正確に瀬織津姫とみなしているとは、ホツマを知っていなければ決してありえないことです。しかも日前神宮と同一境内の国懸神宮祭神が天照大神であることを熟知していなければできない業(わざ)なのです。ちなみに日前宮は和歌山にしかない唯一の神社です。
 このように天照大神と瀬織津姫に深い関係があることは全国各地の神社祭祀のありようを見ていくと判然としてくるのですが、その事実と整合性のある書物はホツマしかありません。
 
 日室嶽遥拝
 ここで、先の真名井神社でお見かけしていた岩手からの参拝客の方と再びめぐり合い、お話しました。なんとも不思議な出会いです。
 ※元伊勢天岩戸神社  福知山市大江町内宮
 ※月の輪田(つきのわでん)京丹後市峰山町苗代
 ※清水戸(せいすいど)  京丹後市峰山町苗代
 ※比沼麻奈為神社  京丹後市峰山町久次
宮司様のお計らいにより、本殿内豊受大神の御神前で瀬織津姫CD奏上!!
 
竹谷神社      京丹後市久美浜町新谷
 川裾神社 神谷神社境内社 京丹後市久美浜町新町
 甲山遥拝 山頂に熊野神社があり、筆者は西宮市の甲山、広田神社(主祭神瀬織津姫)と関連ありと推測
 名越神社 京丹後市網野町公庄
 水無月神社 日吉神社境内社 京丹後市網野町浅茂川
  ここは境内社水無月神社の祭礼のほうが有名で、なんとその境内社社殿は神明造です!
 水無月神社 京丹後市丹後町間人(たいざ)
 水無月神社 日吉神社境内 宮津市岩ヶ鼻 
 
 丹後の神社について、以前から調べてはいたものの、瀬織津姫を祀る神社の存在をこれまで知っていませんでした。 このあたりもある意味では八上と同じくらい、瀬織津姫を祭神とする神社の密度の濃い場所であることが浮き上がってきました。
 しかし、いずれも意識的に探し出そうとしなくては瀬織津姫の名は見つからないところばかりでした。これらの神社での瀬織津姫祭祀の歴史は相当古いものでしょう。
おそらく瀬織津姫を祀る日吉神社境内末社はかつての本社であったことでしょう。
丹後における天照大神と豊受大神の祭祀は相当古いものであり、それは紀元前にまでさかのぼることとなるでしょう。瀬織津姫の祭祀もその頃からと考えるのが妥当でしょう。
 一番最後に参拝した神社では完璧に封印されていました。

 写真は大江町内宮元伊勢天の岩戸です。 
 

稲葉神社

2009-11-20 14:24:00 | ノンジャンル
 今朝の日本海新聞に稲葉神社に関する記事が掲載されました。
 ネットで検索して神社の様子がよくわかるウェブサイトを見つけました。ご覧ください。

http://5.pro.tok2.com/~tetsuyosie/tottori/tottorisi/inaba/inaba.html

古苗代跡地の真北で、位置的に大いに関連のある卯垣神社の写真も紹介されています。
http://5.pro.tok2.com/~tetsuyosie/tottori/tottorisi/bougaki/bougaki.html

 稲葉神社の真北には天神山があり、稲葉神社と卯垣神社は夏至冬至ラインで結ばれます。
 筆者は、夏至冬至ライン、南北、東西ライン上にそれぞれ位置する関係の神社はほぼ2千年前後の歴史を持っていると推定しています。

筆者は拙著の中で、この稲葉大明神は豊受大神の別名ではないかということを記しました。
 ネット検索で新たにウェブサイトを発見しました。
久次の真名井についても詳しく記されています。残念なことに、関連を示す重要な月の輪田のことは触れられていません。
http://www.geocities.jp/taniwajunf/taniwa/tihousi/toyouke/taniwanotoyouke.htm

 月の輪田についてはWikipediaのこちらを参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%82%B1%E3%83%93%E3%83%A1

駅前 神ウサギ 続編

2009-11-19 09:16:00 | ノンジャンル
 かぎやさんから頂戴しました。ありがとうございます。


 ちゃんと白兎が天照大神を道案内したという偉業、貴重な伝説が記されています。そしてその後、大国主命と八上姫の縁を取り持ったことから「恋のキューピッド」の役割を果たしたことも記され、古事記で有名なお話とも整合性がとれています。若者受けする打ち出し方もグーッです。