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Ammazzare il tempo

歌舞伎町セブン

2013年10月23日 13時08分55秒 | 
誉田哲也の「歌舞伎町セブン」を読みました。
歌舞伎町と聞いてもピンと来ないし、もちろん土地勘もない。
どうしてこんな本を買ってしまったのだろう。
昔、新宿を知らないのに「新宿鮫」という本を読んだことを思い出しました。
あれは、それなりに面白かったですけどね。

話の中で、もうそろそろタバコを吸うというシーンはやめたらいいのにと思います。
この時代だからね。
しかし、たぶん作家にはスモーカーが多いのでしょうね。
タバコの吸い方を親切丁寧に文字で表現してあります。
なんか大昔についた嘘を思い出さされているようで、タバコの話は読みたくないです。

タバコの話はさて置き、ストーリーの中ほど近くなって筋が見えてきます。
誉田さん得意の背筋も凍る書き方は健在です。

歌舞伎町セブンって、まるで現代版の「仕置き人」だ!
しかし、さすが誉田さん。
最後は自虐的に捻ってあるストーリーで読者を納得させます。
そして、いかにも続編が出ますよという風に物語りは終わる。
続編が出たら買ってもいいですよ。


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