スーパーサイヤコンブ

火事場のクソヂカラって、ほんとに出るのね。。。


昨日、カナピーの勉強机をもらったので、家の中に入れようとしたのだが、

玄関（というか入口）から、入らん。

どーやっても、どんな角度にしても入らないのだった・・・


クソ・・・

せっかくもらったのに、粗大ごみになるのか？！

そうはいかないぜ、コンチキショウ。


そうだ！！！分解しよう！！！

ドライバーを回した瞬間、

ドライバーが「コキン」という音とともに、

プラスチックの握るところと金属部分が外れた。

どんなに回しても、プラスチックのところが回るだけだ・・・

ああ・・・分解の道は閉ざされた。



うむむ。

そうだ、裏から入れよう！！！


しかし、裏は、すっごい大回りをしなければいけないし、

テラスに持ち上げなければならない。

この巨大でクソクソ重い机を、コンブ一人でできるんだろうか？？？

まあいい、考えるより、やってみよう。

パパスに頼めばいいって？？？

ＮＯＮＯ，

パパスは、こういう作業のとき、必ず機嫌が悪くなり、怒鳴り散らすのよ。

ワシは、こういうの楽しんでやりたい派なので、

イライラされると耐えられないから、自分でやった方が１００億倍マシなの！！！


まず、裏口に回るときの、足場の悪さにヒーヒーなりながら、机を抱えて（小刻みに休憩を入れながら）テラスまできた・・・


うむむ、ここからどないしよ～～～

テラスは１メートルくらいの高さ。

階段はあるものの、いまにもぶっ壊れそうな階段。

このまま上げると、確実にぎっくり腰になる。


そうだ！！！！

机の脚を軸に、回転させればいいんだ！！！

まず、机を倒し、脚だけテラスに載せ、いよっと回転させたら大したチカラもいらず、上にあげられた！！！！！


俺、頭いいなあ～～～

自画自賛で、惚れ惚れした。

フフフ。



だが、ここから、一番の難関、


家の中の、
「ザ・障害物」

が待ち受けていた・・・

うすうす気づいてはいたんだが・・・

ちょっと現実逃避したくなってきた。



その障害物は、ちょっと説明するのがたやすくないが、

裏口の近くにある、どうしても動かない（というか、動かしたら部屋全体をどうにかしなければならなくなる物体）ので、

それを乗り越えなければ、机をあそこに置くことは不可能である・・・


ここまできて、あきらめなければならないのは、絶対に避けたい。


まるでパズルだ・・・


もう、これだけは力技を使うしかない。


障害物の高さは約１．５ｍ。

さきどほどの回転なども利用したのだが、

障害物は複雑な形をなしており、力が必要だ・・・

「はあああああああああああああああああ」


久しぶりに、スーパーサイヤコンブになった！！！！！

机、一回転！！！！！！！！


あまりの衝撃に、すずりんゆきがブルブル震えていた・・・


今日、あちこちが死ぬほど筋肉痛。


そんな超苦労をして部屋に入れた勉強机。

しっかり勉強しておくれよ！！！カナピーさんよ。