コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

コンブ、命の恩人かも

2015年11月10日 | 日記
10日くらい前のこと。Mさんの友達のY君が屋久島にきた。

2泊で白谷から、縄文杉を経て宮之浦岳、花之江河から大和杉経て屋久杉ランドに降りてくるコースを歩くらしい。

私は、行きと帰りを送迎するという約束をした。(もちろん、山には泊まらないよ~ん)

男と一緒に来るのかとばかり思っていたが、同行者は女性だった。

だがこのCさん、とんでもない山女で、

森の中でコスプレをするという。。。


そんな強烈な人、初めて出くわしたので、

これは絶対に見てから帰ろうと思い、カナピーと苔むす森までついていった。


白谷小屋で白い全身タイツに着替えたのだが、

恥じらいを捨てるのがどうしてもできなかったので、

服の上から着てた^^;


そこまでやるんなら思いきれよ、と思ったが、

おそらく自分もできないだろうから何も言わなかった



しかし、なかなかいい写真が撮れた。




「こだま」だよ~~~ん!!!


いいでしょ??すてきでしょ????


けっこうな雨だったんだよ。

みんなずぶぬれで撮影しましたよ。
(立ち入り禁止のところには入ってないのであしからず!)



いいもん見れたし、この日はここでお別れ。



2日後、ヤクスギランドの大和杉手前まで、ゆかりんと迎えに行きました。

またしても雨。

もーーすべるすべる。

ゆかりん曰く、ワシ、木の上で滑ってフィギュアスケート並みの一回転をキメたらしい。(焦りすぎて覚えていない)

1時間くらい歩いて、Y君とCちゃんと再会!!

2日風呂に入ってない人たちはどんなニオイなのかと思いきや、無臭でした^^

前日は、めっちゃいい天気だったらしく、宮之浦山頂からも素晴らしい景色が堪能できたらしい。
よかった!!!

で、Y君は多分この世で一番親しみやすい男なの。
ずっと前からの友達みたいに、ガンガン毒舌で突っ込みまくっても
ナイスな返しをしてくれて、めっちゃ楽しくて、
ずっとアホな話をして歩いていたのだが

ここで事件が起きた!!!!!

それは、みんなで一列になって階段を降りているとき・・・

降り終わった私は、下で階段を背にゆかりんと話をしていたのだが

後ろから、

「ダンダンダン!!!!!!!」

という巨体が滑り落ちる音がしてきた。

振り向くと、Y君が頭からこっちに突っ込んできた!!!!!!

私は一瞬、よけようかとも思ったのだが

いやいや、このままよけたら、確実にY君が死ぬか大けがをする!!!!!

これは、何としても、絶対に受け止めなければ!!!!!!!!

このとき、スーパーサイヤ人になった気がした。

「はああああああああ」

関取のようなポーズで、巨大なザックを背負ったY君を抱きかかえて、受け止めた俺。
すごい衝撃だった。

Cちゃんが歓声を上げ、

ゆかりんが「カッコエエ」とつぶやいた。

誰も怪我せずに済んだ。。。よかった。


Y君に「もうコンブさんは命の恩人です!」と言っていただき、
「この恩忘れんなよ」
とほくそ笑むコンブなのだった・・・。

(山を降りて、アイスおごってもらった^^;)