コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

ノーザンライツ

2014年12月11日 | 日記



まだ5分の1くらい残っているのだが

めっちゃいいので、紹介したい!!!!


onさんが星野道夫いいよーと言っていたので、5冊くらい一気に買って読んだ。


最後に読んだのがこの本。


私的に、一番良かった。。。
(ちょっとネタバレなので、注意↓)


アラスカの野生動物たちと生きる暮らしを守った英雄たちの話や、アラスカの実態などを
広い視野、優しくて力強い文章で綴っている。

特に、核実験をされそうになった原住民たちが一丸となって反対し、原野と動物と暮らしを守った話は、胸を打たれた。

住民だけでなく、アラスカを愛する白人たちも協力した。

この本の主人公である白人女性パイロット2人も。
彼女らの生き方が、すごく好きだ。。。

星野氏は、彼女らのことを
「どんな状況でも、人生を肯定する」
という表現をしていた。

その言葉がすごく好き。


この先、絶対悲観的にはならないぞーーー!!!!!
何があっても!!!!!!(ほんとかね?!)



それから、

「遠い自然」

という言葉を用いていた。

遠い自然。


それは、行けないくらい遠いところに、手つかずの自然があるという安心感。


それを大切にしたい、と。。。

私も、なかなかアラスカは行けないだろうけど、

ときどき、目をつぶってアラスカの自然を想像しよう。



頭の中に、雄大な原野、森、氷河、カリブーたちの群れが浮かんできた。


涙があふれた。



なんて、あったかいんだろう。。。



こんなに素晴らしい本に出会えた奇跡に、そして教えてくれた友人に、感謝!!!!!


そして、いつか、アラスカに行きたいわあ~~~~~(野望)