コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

X年後

2013年03月17日 | 日記
てづくり市の後に
ドキュメンタリー映画を見ました。

ビキニ瑚礁の水爆実験でマグロ漁船に乗った人たちが被災したX年後にどうなったのかというお話。

元高校教師の山下さんという方が「こんな大事件を闇に葬り去ってはいかん」と調査しているところを
愛媛の南海放送が取材しドキュメンタリーに仕立て上げたものです。

被爆した多くの人たちがガンで早死にしています。

日本はアメリカから慰謝料はもらったもののそのお金は船の修理や廃棄したマグロの損失に当てられ
被爆者個人には何の補償もないのです。

火葬すると小さな骨しか残ってないのです…

見たあと、小学四年くらいの男の子が
「いつの時代も一握りの権力者の欲によって我々小市民が被害を被るのだ」
とぼやいていて
「コイツすげーな」
と思ったが
全くその通り!

世の中色々な問題があるけど
すべてもとをたどればたいていの原因は権力者が富を守ろうとしてやってきたことの波紋が我々に注がれているのだ

かといって私たちにはどうすることもできない…などと尻込みしてしまうのが普通の人たちだが
山下さんのようにとてつもなくデッカイ相手に、先が見えない活動をする人…
応援したい!
自分の生活を守ることで精一杯だけど
誰かがやらなくてはならない
じゃあ俺がやる!
って素晴らしいな…

自分にも何かできることがあればいいな
模索中です。