テストを行った29日(日)のKスタジアムにて、
閉店間際にはすでにブラックは売り切れていたんですよね。
買い損ねた人たちによる暴動(≧∇≦)が起こりかけていたので、
あの様子だと残りの白もどうなったのやら・・
もちろん追加注文すると言っていたので、メーカー在庫さえあればまた入ってくると思いますが
タイミング的に定例レースでぶっつけ本番になる人もいそうなので
重ねて注意点を補足しておきますね。
フロントウイングの底面は、とにかくシャーシと面一のまんまで低いです。
加えてタミヤ製よりもかなり幅が広いので、路面やパイロンに干渉する率も高くなります。
この形状からしてパイロンのエッジに引っ掛かりやすそうにも見えます。
今回テスト時のフロント車高は4.5mmでそのまま走行してみて特に問題ありませんでしたが、
実戦となると接触やクラッシュは付きもの。
下げ曲がってしまう危険を見越して少し上げておいたほうが無難かもですね。
ただそこで用心したいのは、
タミヤ製と材質感が違うので同じ処置で同じ曲げ効果が得られるのか?という事です。
何をやるにしても壊したらもったいないので、くれぐれも慎重に進めてくださいね。
前回報告した通り、リヤはかなりタイヤとのクリアランスが狭くなります。
普通に走った後でもチェックすると翼端面に接触の跡が残っていました。
おそらくパイロンの乗り上げや着地の衝撃で瞬間的に振れているのだと思います。
走っていて気付くほどではありませんでしたが、
これも実戦でのクラッシュなどを考えるとどんなトラブルが起きるか分からないので
可能な限り対処しておきたいところです。
しかしその対処を難しくしている問題があるんですよね。
現在入荷しているSweepのF1タイヤは、ホイールが旧規格のトレッドが狭いタイプ。
なのであの手この手でトレッドを広げないと190mm幅にはなりません。
アクスルスペーサーについてはスパーギア側に入れすぎるとピニオンが届かなくなります。
同じくホイールハブスペーサーをデフ側に入れ過ぎるとデフナットが届かなくなります。
レースの時に慌てないように、事前にしっかりチェックしておいてくださいね。
ウイング面積が大きくなりダウンフォースが増えること自体はウェルカムなのですが、
同時にオーバーハングの重量増という負の側面も抱えることになります。
オーバーハングは数グラムでも走りに大きく影響するので、
プラスマイナスどっちが優位に作用するか?
の戦いになるわけですね。
今回のウイングテストに使用したのは、
ストックなOF-01にF104サスアームのみという、いわゆるナローとしては「ど・ノーマル」仕様。
路面や環境変化にも左右されにくいようにオーソドックスなセッティング状態。
実はこれが弱アンダーで非常に素直な走りを披露してくれる秘訣なのですが、
その状態でポンと前後ウイングを付け替えてグイッと走れましたよ、
というレポートを前回お伝えしたわけですね。
しっかりとしたダウンフォースと安定性の向上が体感できました。
なのでもしセッティングに偏りがあったりすると、
車種に関わらず思ったような効果が得られない場合もあるかと思います。
トラクションは上がった気がするのになぜかタイムが上がらないとか、
もっさりして動きが鈍った気がする、など。
そんなときはマシンをプレーンな状態に戻して一からやり直してみるといいかもですね。
また追加情報が得られましたら順次レポらせていただきます~。
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