紺屋の白袴(こうやのしらばかま)
=染物屋なのに、自分は染めていない袴をはいている。
身につけた専門知識が他人のためのみに使われ、自分の
ために使わないたとえ。
又、自分のことが後回しになり、結局は出来なくなること=
読書が好きだった。
書物で多くのことを学んだ。
その中でも印象的なものが幾つかある。人生に悩んだ30代の
私を救ってくれた
D・カーネギーの「道は開ける」は目から鱗(うろこ)だった!
「われわれにとって大切なことは、遠くにぼんやりと存在する
ものに目をやることではなく、手近にはっきりと存在することを
実行することだ」
昨日の重荷に加えて、明日の重荷まで今日のうちに背負うとしたら、
どんな強い人でもつまづいてしまうでしょう。
過去と同様、未来もきっぱり閉めだせ・・・未来とは今日のことです・・・
明日など存在しないのです・・・
人間救済の日は、今日をおいてありません。
精力減退・心痛・神経衰弱は未来のことを気づかう人に
歩調を合わせながら、ついてまわります・・・
そこで、前と後ろの大防水壁をピタリと閉ざして、
『今日一日の枠のなかで生きる』習慣を身につけるように
心がけるべきでしょう。
明日の準備は不要ですということではなく、明日の準備をする
最良の手段が、全知全能を傾け、熱情を注ぎ
今日の仕事は今日中に仕上げる・・・
一日一日を惰性に生きていた私にとって
『今日一日の枠のなかで生きる』
まさに「目から鱗が落ちる」言葉でした。
写真:宇土櫓から見た熊本城
なります。
結果としてイライラしたり、精神衛生上でも悪影響に
なります。
時間に追われるよりは・・・
時間を追いかけろ!です。
時間にゆとりをもちましょう!