昨日は久しぶりに小春日和になりました。アカタテハが初めて観察されました。写真右上に写っています。右の下羽が痛んでいます。今年の冬の寒さと戦ったことを示しています。
このように姿を見せてくれたことは非常に勇気ずけられます。どのような場所で越冬するかまた越冬中の蝶の体の中の変化は解明されていません。到底考えられない低温で全て凍る状態であるのに気温が上がって天気が良くなると羽ばたいてくるのです。
本当に不思議な現象です。アカタテハはこのような難行をくもなくやり遂げているのです。そしてひとつも誇らしそうな様子を見せません。当たり前の状態であるような雰囲気を醸し出しているのです。
しかしその体は自然の厳しい環境が体に与えていることは蝶の羽の痛み具合でわかります。このアカタテハを見るたび私は元気づけられます。いよいよ春になってきました。また自然の生物が活気づいてきます。
気候が良くなってきます。お参りください。自然はあなたに味方します。
