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**アカシアの木蔭で**

流れていく時間と逆らわずに流れていく自分を、ゆっくりペースで書いて行こうと思います

外国運転免許からの切り替え・そして実技編

2005年05月11日 | 生活
筆記の後は適性テスト。視力・聴力・日本語の理解度(?)、
これは簡単にあっという間に終わって、すぐに実技に移りました。
実技の待合室にテストコースが展示してあり、試験官からコースの説明があります。
試験官も、怖い顔したオヤジじゃなくてちょっと人の良さそうな若い人です。
にこにこ笑いながら、時に英語を交えながらコースを教えてくれます。
思っていたよりも親切で、テストで評価されるポイント
(一時停止は必ずきっちり停まる事・左折時は目視をすることなど 簡単な復習付き!)や、
短いですが質問タイムも用意されていました。
ここで 疑問だった短い距離の二回右折の進路をコース図を見ながら質問すると、
「ここではこう走って下さいとは言えないのですが、まあそういう入り方になりますね」と。
ああ、なんだか安心した!

書類受付順に 二人一組に試験車に乗りこみコースへ出ていきます。
・・・そして、うなだれて帰ってくるんだなあ。
私の前の四人は全滅 、みんな日本の安全確認の厳しいルールに負かされてくる。
次は我が身の想いもあって、みんなでコースを走る試験車を息を呑んで見守ります。
(ああ、あの子は二つ目の角で帰ってきた)
(だめよ!そこはきちんと一時停止だってばっ!)
いろんな国の言葉で みんな唸ってました。
「次の方乗車してください」さあいよいよ私の番。
乗る前の確認から始まって順調に進んでいく。
乗り込んだらね、サイドブレーキがないフットペダル式の試験車だった!
見たことも聞いた事も無いぞ、誰か助けて~~~!!
後方確認のあと凍り付いてしまった私に
「・・・どうしましたか?続けてください」って。
「この車、サイドブレーキが無いので、発車出来ません」と小さい声で言ったら、笑われました。
気を取り直して出発!!
練習していたコースより大きいので、確認やウィンカーのタイミングも取りやすい。
ルームミラー=サイドミラー=巻きこみ確認=GOGO!!ミラー=目視=ウィンカー=1・2・3秒=進路変更!!
いいぞいいぞ!!今までになく上手くいってゴール。
「運転は問題無いし 安全確認もほぼ出来ています。
・・・でもここの左折でセンターラインを踏んでしまいましたね?」
えええええぇぇ~~~~~~!!
植えこみで見通しが悪かったからちょっと頭出し過ぎたかなあ・・・くらいに思っていたのよ~~。踏んでたなんて・・・。
「どうしてあんなところで膨らんだんですか?あれがなければ合格だったのに」
 そんなこと言われたら悔しさ倍増だよ。慰めになってない。
脱力感溢れる背中に、「次は合格できますよ、きっと」

・・……教官、信じてまた来ます。


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