今年のお盆行事も無事終了してブログ再開です。
再開第一回目は夏季超狭地域限定のソウル・フード
その名もズバリ「カライカライ」のご紹介。
今では作って食べる家もほとんどなく
まさに絶滅危惧料理となっています。
まずはカライカライ約8個分の食材です。
〇シソの葉(50枚くらいかナ?)
〇シソと同量のネギ
〇タカノツメ10本くらい(赤トウガラシて゛も可)
〇ミソ(少々)
〇小麦粉(少々)
要するに、昔はその辺の畑から適当に「引っこ抜いてくる」
ような食材でテキトーに作っていた食べ物なので
分量も作り方も全てテキトーに作ります。
シソ・ネギ・タカノツメをボゥルに入れてテキトーにこねます。
次にミソをテキトーに入れますが・・・
この日は入れすぎてしょっぱすぎたので
この写真の半分程度で充分です。
テキトーと言っておきながらテキトーにやると失敗します。
さらに小麦粉(たぶん中力粉)をいれて練ると
こんな状態になります。
これをハンバーグ状にして、そのまま天ぷらのように
揚げます。(これが8個出来ます)
この写真はちょっと火が強い感じですが、ここで
中まで充分火を通してカラッと揚げるのがコツです。
そして、これが完成品。見た目はこらんのとおり
真っ黒の「出来損ない野菜ハンバーグ」といった感じ。
味はシソ風味の激辛ネギ天ぷらでしょうか。
今でも超マイナーなソウル・フードのため
群馬の昔の食文化関係の書籍・文献等には
一切載っていませんが、夏の食欲のない時には
うってつけの食べ物ですので是非勇気のある方は
お試しください。
注意情報 = タカノツメの量にもよりますが、一度に
2個以上食べると胸焼けを起こします。
くれぐれも食べすぎにご注意ください。