工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

窯焚き準備(2)

2011年09月14日 | 作品作り

●今回使う釉薬はいつもの長石と松灰の1:1、それに

隠し味として「あるもの」がちよこっと入っています。

Dsc06112

●暫く釉薬を使っていなかったので、この秘密兵器

の電動ドリルでしっかり撹拌します。天然の松灰は

固まりにくいのですが、それでもなんだかんだで30分

はウイーン、グリグリとよ~く混ぜ合わせます。

Dsc06115

●陶芸はあらゆるところで気を使わなければなりませんが

この釉薬の「濃度」もかなり気を使います。濃くても薄くても

ダメだし、釉薬を掛ける時間やタイミングも窯の種類などを

考え、焼き方を考え・・・あぁ、めんどくせぇ~。

Dsc06118

●ちなみに、陶芸を始めてから知ったのですが、この釉薬

などの濃度をはかる「ボーメ計」というものが存在します。

そして、その単位もそのものズバリ「ボーメ」といいます。

そして、天然灰を使う釉薬は50~60ボーメで調整するのが

ベストだとされています。これがあるのでワタシのような

ズボラな人間でもそこそこ失敗なく自作の釉薬が出来ます。

●今は誰でも知っている「ベクレル」や「シーベルト」なども

「ボーメ」と同様に自分自身に直接関係なければ知らずに

いた単位だったのでは・・・。ふと、そんなことを思いました。

コメント
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