工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

アート系ソウルフード「カライカライ」

2011年09月08日 | 料理と器

●当家に昔から伝わる「夏季限定ソウルフード」です。

Dsc06103

●後ろに見えるのはごく普通のカボチャの天ぷらです。

手前に見えるこげ茶色の物体が「カライカライ」です。

材料はタカノツメ・シソ・ネギ。この三種類を微塵切り

にして味噌と小麦粉を加えてハンバーグ作りの要領で

ボウルの中でこねます。後は適当なサイズにまとめて

薄くのばして油で揚げて出来上がり。

●味はその名のとおり辛く、夏場の食欲のない時など

には最適な食べ物です。ヒミツの県民ショーに出したい

くらいなのですが、ワタシの知っている限り、この料理

を作っているのは町内の数件だけ。同じ高崎市内の

ツレアイも結婚するまで知りませんでした。

●そのような訳で写真の「カライカライ」もワタシの姉が

作ったもの。もしも、世界遺産に食品部門があったら

是非ともエントリーしたいこの味も、もはや絶滅の危機。

こうなったら蕎麦やうどんを打っている場合ではない。

この「カライカライ」を絶滅の危機から救うためにワタシ

自身で作ってしまおう!そして、子々孫々までもこの味

を伝えていかねば・・・。

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 他言引用

    「聞き流す」、「やり過ごす」、「なかったことにする」 

                      湊 かなえ

コメント
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