●しばらく横道にそれていたので倉庫ギャラリー
の進捗状況のご報告。ここしぱらくは猛暑続きで
倉庫の中に塩梅キャンデーとポカリを持ち込み
ながらの作業でしたが、一昨日からの「寒さ」に
ほっと一息。そろそろ、絵画以外の作品も搬入
して飾ってみました。そのひとつがこれです。
●正式にはまだ名前がないのですが、取り合えず
見た目で「配線クラゲ」と呼んでいます。上の大きな
糸車から輪転機とコピー機から分解して取り出した
配線を垂らした作品です。昔の機械はとにかく配線
だらけで、たった二台の機械にこれだけたくさんの
ケーブルが使われていたなんて信じられません。
●なんでこんなものを作ろうかと思ったかというと
ひとことで言うと「心意気」です。特に昔の機械には
なんだかモノ作りに情熱をかけた人たちの思いや
技術がつまっており、なんだかこの配線からこちら
にもその心意気がひしひしと伝わってくるような気が
してきます。それにもう一つ、この写真からは伝わら
ないのですが、この配線が何色にも分かれている
のを見ると、結構綺麗だし迫力があります。まさに
工業的な人工アートとでも呼びたくなってしまいます。
配線だけでなく、昔のステレオやラジオなどの機械の
基盤もけっこうどれもみなアートしているので、近々
そちらも紹介する予定です。
さて、あなたの「配線クラゲ」の評価は・・・・?