工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

配線クラゲ

2011年08月23日 | 倉庫

●しばらく横道にそれていたので倉庫ギャラリー

の進捗状況のご報告。ここしぱらくは猛暑続きで

倉庫の中に塩梅キャンデーとポカリを持ち込み

ながらの作業でしたが、一昨日からの「寒さ」に

ほっと一息。そろそろ、絵画以外の作品も搬入

して飾ってみました。そのひとつがこれです。

Dsc06011

●正式にはまだ名前がないのですが、取り合えず

見た目で「配線クラゲ」と呼んでいます。上の大きな

糸車から輪転機とコピー機から分解して取り出した

配線を垂らした作品です。昔の機械はとにかく配線

だらけで、たった二台の機械にこれだけたくさんの

ケーブルが使われていたなんて信じられません。

●なんでこんなものを作ろうかと思ったかというと

ひとことで言うと「心意気」です。特に昔の機械には

なんだかモノ作りに情熱をかけた人たちの思いや

技術がつまっており、なんだかこの配線からこちら

にもその心意気がひしひしと伝わってくるような気が

してきます。それにもう一つ、この写真からは伝わら

ないのですが、この配線が何色にも分かれている

のを見ると、結構綺麗だし迫力があります。まさに

工業的な人工アートとでも呼びたくなってしまいます。

配線だけでなく、昔のステレオやラジオなどの機械の

基盤もけっこうどれもみなアートしているので、近々

そちらも紹介する予定です。

   さて、あなたの「配線クラゲ」の評価は・・・・?